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  「負けん気が元気の源」 別所キミヱ【卓球】(その1)

「負けん気が元気の源」 別所キミヱ【卓球】(その1)

「リオ2016でメダルは取れなかったけど、卓球のことを多くの人に伝えられたかなと思います」と別所さん。知名度は世界クラスで、どこへ行っても声をかけられるようになったという。 実はリオ2016の時、手を傷めており痛み止めを飲みながら試合をしていた。原因は練習などによる使い過ぎ。手のケガはパラリンピックの度に繰り返しており、その度に手術をしている。 「自分でとことん追い込んでやっているので悔いはない」パラリンピックにかける意気込みは相当なものだ。 リオ2016の後は、イベントなどで呼ばれることが多くなり、忙しい日々が続いている。リオ2016後の選手活動について、はっきりと口にはしていなかったが、今年3月に行なわれた国内の大会では6連覇を達成。〝マダム・バタフライ〟は健在だ。 「元気でいられるのは、常に卓球の目標があるから。海外に行ったら、他の選手と会うのも楽しみ。そういうのが刺激になる。毎日が楽しいんです。卓球の技術的な課題は、それこそ山ほどあります。体力はあると思っていますが、バランスボールで体幹を鍛えたり、チューブを引っ張ったりして、身体を鍛えることも課題のひとつです」


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