日本初の障がい者プロゲーマー養成所が誕生!
群馬県伊勢崎市の介護福祉施設「iba-sho」にて
日本初の重度障がい者プロゲーマー無料養成所【one game】がオープン、その体験会が開催されました。
施設内に設置された複数のPCは、体験者で満席状態! テレビの取材も入るなど、大変な賑わいでした。
また、当日はeスポーツのプロチーム(Unsold Stuff Gaming)から講師がきて、体験者一人ひとりにていねいに教えていました。
今回は、入所が決定している方が実際にプレー。
ご本人は、キーボードやマウスを操作する力が無いため、目の動きを感知してゲーム内のキャラクターを操作できる特殊な周辺機器を利用してプレーしていました。決定などの操作は、瞬きで行っています。
はっきり言って「すごい!」の一言!
テクノロジーが人間をサポートし、ユーザーもそれを自由自在に使いこなしている現場を目の当たりにして、
ここもひとつの、「障がい者だからこそ輝ける場所」なんだと強く感じました。
eスポーツとはエレクトロニック・スポーツの略で、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技としてとらえる名称です。
「2018年アジア競技大会」の種目に採用されるなど、全世界的にも急激に普及してきており、近い将来パラリンピックなどの種目に採用される可能性もあります。
障がい者が健常者と対等に戦える新しい場になるでしょう。
『パラスポーツマガジン』でも、eスポーツを「ユニバーサルスポーツ」として、注目していこうと考えています!
施設運営:株式会社ワンライフ
One game HP:https://onelife-inc.com/onegame/
Text,photo by Atsushi Shirasaka (Gloria Tours)
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