パラアスリートの軌跡⑮ ゴールボール 天摩由貴
天摩由貴/てんま・ゆき 1990年7月26日青森県生まれ。(株)マイテック所属。先天性の網膜色素変性症を患っており、現在の障がいクラスはB1(全盲)。幼い頃からスポーツ好きで、高校、大学時代は陸上競技・短距離走に打ち込む。12年ロンドンパラリンピックに初出場(100m、200m)。引退し、大学院進学後の14年、高校時代の恩師に誘われ、ゴールボールを始める。陸上で鍛えた脚力を活かしたウィング(攻撃的選手)として日本代表入りし、16年リオパラリンピック5位入賞。17年より代表キャプテンを務め、18年アジアパラゲームズ優勝など
取材・文/星野恭子 写真/堀切功