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  パラリンピック22競技の見どころ【第14回 車いすフェンシング】

パラリンピック22競技の見どころ【第14回 車いすフェンシング】

座ったままの状態で、移動せずに突き合う「フェンシング」。見ていてもわからないほどの速さで、一瞬のうちに勝負が決まることもあるスリリングさが魅力です。 息つくヒマもないほどの剣の応酬 駆け引きとテクニックが勝負のカギ ピストと呼ばれる装置に車いすを固定し、上半身だけで行うフェンシング。剣やユニフォームなどの装備は一般の競技と同様だ。種目はフルーレ、エペ、サーブル(種目により攻撃範囲が異なる)。一般のフェンシングのように前後への動きがないため、常に至近距離で剣を戦わせることになり、展開が早いことが特徴だ。フルーレ、サーブルでは攻撃権の争奪戦から始まり、駆け引き、心理戦を駆使して一気に攻め込む。選手の息遣いまで伝わってくる。1960年ローマ大会から続く競技で、ヨーロッパが盛んだが、中国や香港などのアジア勢も躍進している。 日程:8月25日(水)~8月29日(日) 会場:幕張メッセ 文/宮崎恵理 写真/吉村もと


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