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  北京パラリンピック競技の見どころ【第3回 クロスカントリースキー】

北京パラリンピック競技の見どころ【第3回 クロスカントリースキー】

7大会連続出場のレジェンド・新田佳浩をはじめ、メダル獲得が期待されるクロスカントリースキーの日本チーム。選手の息づかいを感じながら、観戦を楽しみましょう!

レジェンド新田とホープ川除の日本人対決も見どころ

自然の地形を生かしたアップダウンのあるコースでタイムを競うクロスカントリースキー。その過酷さから「雪上のマラソン」と言われている。アルペンスキーなどと同様に、立位、座位、視覚障がいの3カテゴリーに分かれ、障がいの種類・程度に応じたクラス分けによる係数を乗じた計算タイムで順位が決定する。走法には、スキーを平行に走らせるクラシカルと、スキーをハの字に開いて滑らせるスケーティングが認められるフリー走法がある。距離は、1kmのスプリントから中距離、長距離があり、走法と組み合わせた種目が実施される。日本では、1998年長野大会から連続出場、2010年バンクーバー大会、2018年平昌大会で金メダルを獲得しているレジェンド・新田佳浩が7大会目でのメダル獲得を目指す。同じく立位男子では川除(かわよけ)大輝20歳が若手注目株。初出場だった平昌大会では混合リレーで4位、2021年に開催されたアジアカップではミドルフリーで優勝。レジェンドとの勝負に注目したい。アルペンスキー同様、実際のタイムにクラスごとの係数をかけ合わせた計算タイムで競う。平昌大会では立位の新田が10㎞クラシカルで金メダル、1.5㎞スプリントクラシカルで銀メダルを獲得した。

日本人出場予定選手/阿部友里香、岩本啓吾、岩本美歌、川除大輝、佐藤圭一、出来島桃子、新田佳浩、森宏明


写真/吉村もと



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