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  【CÉCITOUR TOKYO(セシツアー・トウキョウ)】フランス発のブラインドスポーツイベントが日本初上陸!

【CÉCITOUR TOKYO(セシツアー・トウキョウ)】フランス発のブラインドスポーツイベントが日本初上陸!

「CÉCITOUR」(セシツアー)は、視覚障がい者スポーツに特化し、理解を広めるためのフランス発祥のプロジェクト。「視覚障がい者のスポーツ実践を促進する」「視覚障がい者支援に貢献しうる関係者ネットワークを発展させる」「市民の理解を深める」の3つを目指し、フランスハンディスポーツ連盟が2023年からスタートさせた。

今年のパリ2024パラリンピック大会を控え、これまでにフランスの主要6都市を巡回して視覚障がい者スポーツの実践や社会参加を促す活動を行ってきたが、フランス国外では初めての開催となる「CÉCITOUR TOKYO」が5月12日、上智大学四谷キャンパスで開催された。上智大学とソフィアオリンピック・パラリンピック学生プロジェクトGo Beyondが主催し、フランスハンディスポーツ連盟とのコラボにより実現したものだ。

「視覚障がい者スポーツ・音楽・テクノロジー・フランス文学が融合するイベント。年齢・国籍・障がいの有無にかかわらず多様な人たちに出会える、そんな1日があなたを待っている」というキャッチフレーズのこのイベントは、とにかく催し物がてんこ盛り! その模様を写真とともにレポートしていこう。

仏ハンディスポーツ連盟ディレクターのシャルリ・シモ氏が来日。日本パラリンピック委員会の河合純一委員長らとトークショーを行った
体育場で行われた「セシリンピック」では、ブラインドサッカーをはじめ、さまざまなブラインドゲームが体験でき、参加者は大盛り上がり!
視覚障害者柔道日本代表強化選手の佐々木嘉幸選手、パラリンピック銀メダリストの廣瀬誠選手が参加したブラインド柔道の体験会。アイマスクをして投げられるのは恐いけど気持ちいい(?)
ゴールボール体験コーナー。目隠しをしてブラインド状態になると世界がまったく変わる
デジタル技術を活用したVR馬術体験
20以上の企業・団体が出展した「セシエキスポ」。参天製薬は、ブラインド&ロービジョン、ブラインドサッカーなどさまざまな視覚障がい体験を提供した
デフサッカー日本代表キャプテンの松元卓巳選手をはじめ多数のパラアスリートをサポートする、あいおいニッセイ同和損保の展示ブース。松元選手はアスリートトークセッションに出演
NHKの天気予報画面は、ユニバーサルデザイン化によって視覚障がい者でもわかりやすい(画面右)。NHKではこのほかにもさまざまな放送のユニバーサルサービスを開発・実装している
手にはめたままスマートフォン操作ができるレガン社の防寒手袋。視覚障がい者はもちろん、晴眼者にもウケそう
全盲のドラマー酒井響希さんが出演。上智大学ニュースイングジャズオーケストラとの共演のほか、ソロパフォーマンスを行った
フードトラックも登場。写真はカレー業界でさまざまな活動をしている後藤よしお氏のスパイスカレー店

ここまで写真で紹介した催し物のほかにも、日仏ブラインドスポーツ界を代表する3人のレジェンドによるトークショー、パラ競泳・木村敬一選手のドキュメンタリー上映会、特別体験授業などが行われた。

この8月にはパリでパラリンピックが開催される。「CÉCITOUR TOKYO」を主催したGo Beyondは、このイベントを通して東京オリパラをきっかけに生まれた共生社会へのムーブメントを持続可能なものとして、パリパラリンピックの開催国であるフランスへ継承していきたいとコメントしたが、まさにそれを実現する体験と気づき、そして熱気と情熱に溢れる一日となった。

上智大学 ソフィアオリンピック・パラリンピック学生プロジェクト 「Go Beyond」/Go Beyond(ゴービヨンド)は、平昌冬季パラリンピック調査に参加した学生2名が2018年6月に立ち上げた。2020年の東京オリンピック・パラリンピックをきっかけとして、共生社会の実現を目指し活動。小中高校での多様性理解に関する授業やパラスポーツ体験などを行っており、今回「CÉCITOUR TOKYO」を上智大学とともに初めて主催した。大学生だからこそ持つ視点や観点から、同世代はもちろん幅広い世代や社会に対して、誰もが輝ける社会の実現に向けてアプローチをしている。

取材・文・写真/編集部



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