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  大阪駅直結。うめきた広場で男女のブラインドサッカー国際大会が5月に開催!

大阪駅直結。うめきた広場で男女のブラインドサッカー国際大会が5月に開催!

5月18日〜25日、ブラインドサッカーの国際大会『ダイセル ブラインドサッカーウィークinうめきた』が、大阪・グランフロント大阪のうめきた広場で開催される。昨年、男子の同大会がオープンしがばかりのうめきた広場で開催され話題を集めたが、今年は男子だけでなく女子カテゴリーの国際大会も同時開催される。その大事な組み合わせ抽選会が、4月9日に行われた。

今大会の特徴は、IBSA(国際視覚障害者スポーツ連盟)公認のハイレベルな国際大会であること。男子カテゴリーは、世界ランキング8位以内の国のみが出場できるエリートカップで、これはIBSAが新設した大会だ。アルゼンチン(1位)、タイ(6位)、コロンビア(8位)、そして日本(3位)が出場する。

一方、今回日本での公式戦として初開催となるワールドグランプリ女子大会には、日本(1位)のほか、イングランド(4位)、アルゼンチン(5位)、オーストラリア(国際大会初出場のためランキングなし)の4カ国が対戦する。

大会は、男女とも総当たりの予選ラウンドを戦い、その結果により1位と4位、2位と3位による準決勝、そして3位決定戦、決勝が行われる。

世界同時配信での抽選の結果、男子の初戦はコロンビア、女子の初戦はアルゼンチンと対戦することが決まった。男子のカードは、昨夏パリパラリンピックの予選ラウンド初戦のカードと同じ。この時には前半にコロンビアに先制され、そのまま敗北を喫した。1年後の今年、新たなチーム編成で、リベンジを図る。

女子は、パラリンピック種目採用を目指しての重要な国際大会の一つになる。アルゼンチンとは、世界選手権のほか、さいたまノーマライゼーションカップなどでこれまでに何度も対戦経験はあるが、IBSA公式戦ということで、両国ともさらに力が入った戦いを見せるはずだ。

男子主将の川村怜は「昨年の同大会は、たくさんの人が足を止めてプレーに応援を送ってくれた。素晴らしい体験でした。個人的にも(出身地である)大阪での開催は、とても嬉しい。ブラインドサッカーの魅力を、プレーで発信したい」と語る。

また、女子主将の若杉遥は「2023年の世界選手権では、決勝でアルゼンチンに1−2で敗れました。今大会はリベンジマッチ、まずは初戦で1勝し、優勝を目指したい」と、意欲を見せた。

大阪・梅田駅前のうめきた広場が、ブラインドサッカー一色に包まれる1週間。ロサンゼルスパラリンピックに向けた日本と、世界のブラインドサッカーの醍醐味を体感してほしい。

大会詳細は、以下、ご参照を。

https://blindfootballweek.b-soccer.jp

文・写真/宮崎恵理



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