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  「負けん気が元気の源」 別所キミヱ【卓球】(その3)

「負けん気が元気の源」 別所キミヱ【卓球】(その3)

東京2020パラリンピックの話題になると、「生きていたら行けるけど、いつ死ぬかわかりませんから(笑)」と冗談まじりではぐらかす。パラリンピックの重みを知っているからこそ、軽々しく言うことはできないのだそうだ。当面の目標は、来年の世界選手権に出場してメダルを取ること。それが次につながっていく。 そんな別所さんの大切なパートナーが日本郵政。 「日本郵政さんは、13年からサポートしてもらっています。最初はコールセンターで働いていたのですが練習との両立が難しく一度辞めたんです。でも、リオ2016まで一緒に行くと約束してたから、もう1回一緒にやりましょう、と言ってくださって、今もお世話になっています」 まだまだお元気な別所さん。引退するのは先になりそうだ。   べっしょ・きみえ 1949年広島県出身。42歳の時に仙骨に腫瘍ができる病気にかかり、2度の手術の後、車いす生活になる。46歳で卓球を始め、アテネ2004大会、北京2008大会、ロンドン2012大会、リオ2016大会のパラリンピックに出場する     (写真・文/辻野 聡)


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