障がい者のためのスキースクール情報(1/2)
どんな障がいがあっても、楽しめるスキー。とはいえ、障がい者を受け入れてくれるスキー場は決して多くなく、すぐさまスキー場に行けば滑れるというわけではない。まずは電話やメールで、障がい者専門のスクールに相談するのが近道だ。
障がい者スキースクール ネージュ
予約制の常設スクール。マンツーマン体制でのプログラム実施。各種特殊器具(バイスキー、アウトリガー、チェアスキー、デュアルスキーなど)を完備。経験豊富なキャスト(スタッフ)が、障害や身体状況に合わせてベストな方法でスキーを楽しめるようアドバイス&サポートしてくれる。●実施スキー場/湯沢中里スノーリゾート(舞子スノーリゾート、ムイカスノーリゾート) ●受け入れる障がい/原則としてすべての障がい ●スクール料金/キャスト1名対応1回2万7500円。2名対応3万8800円。お得な回数券あり。税込 ●問い合わせ・申し込み先/TEL:025-787-6720 https://www.npo-neige.com/ Eメール:info@npo-neige.com
NPO法人アダプティブワールド
「障がい者専門のスポーツ指導のプロ集団」として、障がい児者へのスポーツ指導はもちろん、大学・専門学校・各種機関での講演講義活動もしているNPO法人。その中のひとつスキースクールは、ビギナーから、大会で入賞を目指す上級者まで、誰でも参加できる障がい者専門。マンツーマン指導のレッスンは、基本的に午前2時間・午後2時間で、宿泊プランもある。レッスン後日には、当日のレポートが送られる。●実施スキー場/車山高原SKYPARKスキー場、サンメドウズ清里スキー場 ●受け入れる障がい/すべての障がい ●スクール料金/土日祝日のレッスン 会員1名4万5000円 非会員1名4万8000円/平日のレッスン 会員1名4万円 非会員1名4万3000円(税別。会員・非会員ともリフト代・傷害保険料を含む) ●問い合わせ・申し込み先/TEL:042-401-6523 https://adaptiveworld.org/ski
蓼科白樺高原ユースホステル
2006年開校。今年度で14シーズン目を迎える、知的障がい、発達障がいの子どものみを対象とする週末宿泊型のスキースクール。冬の立科の自然の中、スキーを中心に、そりや雪遊びを取り入れながら、一人ひとりの希望や状況に合わせて楽しく練習できる。初心者も大歓迎だ。SAJ資格をもつスキーコーチが、基本的にマンツーマンで担当する。●実施スキー場/原則白樺高原国際スキー場。状況により、しらかば2㏌1スキー場 ●受け入れる障がい/視覚障がい・下肢の麻痺・下肢の切断・知的障がいなど(発達障がい、知的障がい児に限る) ●スクール料金/1泊2日2万1060円~3泊4日4万5900円。宿泊食事付。税込 ●問い合わせ・申し込み先/TEL:0267-55-6601 http://www.jyh.gr.jp/tateshina/ Eメール:tateshina@jyh.gr.jp
エコーバレー スノースポーツスクール
「ハンディキャップスキーレッスン」は、初めてウィンタースポーツを行う人を中心に、基本的にマンツーマンでレッスン。専任コーチの河西友絵氏は、日体大在学中から同スクールにてインストラクターを始め、SIAプロスキー教師及び日本障がい者スポーツ指導員として10年以上活動。全米障害者スポーツセンターでも研修を受けている。●実施スキー場/エコーバレー ●受け入れる障がい/麻痺・下肢の切断・視野障がいなど(事前カウンセリング) ●スクール料金/2時間1万7000円~(リフト券、レンタル料別途・税込) ●問い合わせ先・申し込み先/http://www.ski-nagano.com/ TEL:0268-69-2001(事務局)、TEL:0268-69-2727(ゲレンデ)
取材・文/高橋佳子
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