
デフフットサルワールドカップ開催中!もっと知りたい!選手編1
デフフットサルについて3回目の特集となる今回は、日々熱い戦いを繰り広げる日本代表選手チームの主要選手を紹介しよう。
※前回の記事はこちらからチェック!↓
https://psm.j-n.co.jp/2019/11/12/1601/
現在の日本代表は、男子、女子ともに14名が選ばれている。
なかにはアスリート雇用の選手もいて、選手のレベルはどんどん上がっている。
#7 東海林 直弘(しょうじ なおひろ)
「小学2年生から健常者のサッカーを始めて、高校でデフサッカー、デフフットサルに出会いました。自分がチームに何で貢献できるかというと、やっぱりゴールです。ドリブルからのシュートなど、ゴールにつながるプレーが得意です。
ワールドカップでは世界一をとることが目標ですが、それはあくまでも通過点。世間のデフフットサルを見る目を変えて興味を持つ人が増えれば、デフの障がい者スポーツの発展につながると信じています」
生年月日:1992年8月26日
所属チーム:AVANSOL/さいたま(埼玉県1部)
勤務先:株式会社オークネット
#9 鎌塚 剛史(かまづか つよし)
「サッカーは小学1年からずっとやっていて、大学3年のときにフットサルを始めました。自分の実力を試すために単身イタリアに渡って、イタリアで2年間、健常者のチームでフットサルをやっていました。
ワールドカップは素晴らしい大会なので緊張がないと言ったら嘘になりますが、個人技には自信があるので、ドリブルで打開してチームを勝利に導くことができたらと思います。優勝する自信はあります。もう自信しかないですね」
生年月日:1995年10月12日
所属チーム:トルエーラ柏(F2リーグ)
就学先:大東文化大学
#6 上井 一輝(うわい かずき)
「サッカーは物心ついた時からしていたのですが、大学の時に聴覚障がいになり、これからどうしようと思っていた時にデフフットサルと出会いました。
デフは意思疎通の方法が独特なので、そこが魅力です。僕は、しっかり守って、たくさん走って、セカンドポストでゴールを決めるプレーが得意です。この4年間、ワールドカップでの優勝目指して積み重ねてきたので、絶対に優勝したい。自信は100%、優勝以外はあり得ないです」
生年月日:1987年7月28日
所属チーム:LIGAR.F.C(和歌山県2部)
勤務先:株式会社メルカリ
#3 設楽 武秀(したら たけひで)
「サッカーは小学4年からはじめて、フットサルは大学1年から。フットサルはサッカーと違って切り替えが早く、ボールにたくさん触れるのが魅力。チームメイトと連携しながらプレーするのが醍醐味です。
ワールドカップは2回目。前回は経験値が低かったので、この4年間はフットサルに一生懸命取り組んできました。メンバーの団結力がより強くなり、監督の思いも選手は肌で感じているので、大会ではみんなの思いをぶつけるだけです」
生年月日:1992年10月19日
所属チーム:スプリズ(埼玉県1部)
勤務先:中外製薬株式会社
※次回「デフフットサルワールドカップ開催中!もっと知りたい!選手編2」につづく
取材・文/辻野聡
写真/中里慎一郎