パラアスリートの軌跡⑧ 車いすテニス 国枝慎吾
国枝 慎吾/くにえだ・しんご 1984年2月21日生まれ。千葉県出身。9歳の時、脊髄腫瘍のため車いすを使い始める。野球少年だったが、11歳の時、母親のすすめで車いすテニス教室(TTC吉田記念テニス研修センター)に通い始める。大学進学と同時に本格的な選手活動を開始。2004年アテネパラリンピックでは、同じくTTC出身の先輩である齋田悟司と組んだダブルスで金メダルを獲得。07年に年間グランドスラムを達成。09年にプロ転向を宣言した。
取材・文/安藤啓一 写真/吉村もと、ヨネックス提供