パラアスリートの軌跡⑪ 小椋久美子×鈴木亜弥子 ドリーム対談 2/2
(写真右)小椋久美子/おぐら・くみこ 1983年7月5日、三重県生まれ。8歳の時地元のスポーツ少年団でバドミントンを始め、四天王寺高校時代にインターハイダブルス準優勝、シングルス準優勝を果たす。卒業後三洋電機に入社し2002年に全日本選手権シングルスで優勝。その後ダブルスプレーヤーに転向し、2004年の全日本選手権から5連覇を達成した。2008年北京オリンピックに出場、ダブルス5位入賞。2010年現役を引退、現在はテレビなどの競技解説ほか、キッズ・ジュニアの指導、普及活動をベースに幅広く活躍中。 (写真左)鈴木亜弥子/すずき・あやこ 1987年3月14日、埼玉県生まれ。七十七銀行所属。先天的に右腕に機能障がいがある。小学3年でバドミントンを始め、大学まで一般のバドミントン部に所属。高校時代にはJOCジュニアオリンピック全国2位、インターハイ出場。大学3年時にパラバドミントンに出会い、2009年の世界選手権シングルス優勝、2010年アジアパラ競技大会で金メダル。一度現役を引退するが2015年に復帰、今年9月に東京・町田市で開催された日本初の国際大会で優勝。2017 年10 月現在、世界ランキング1位。
撮影/石橋謙太郎(スタジオM)、吉村もと 構成・文/宮崎恵理