Home > News >  「ローレウス」アンバサダーにスペシャルオリンピックス日本理事長の有森裕子さんが就任
  「ローレウス」アンバサダーにスペシャルオリンピックス日本理事長の有森裕子さんが就任

「ローレウス」アンバサダーにスペシャルオリンピックス日本理事長の有森裕子さんが就任

世界40か国以上でスポーツを通じた社会貢献活動に取り組んでいる「ローレウス」(本部ロンドン、設立2000年)は、新アンバサダーとして有森裕子さん(五輪メダリスト)と為末大さん(世界陸上メダリスト)を迎えた。2018年からアンバサダーを務める杉山愛さん(元プロテニスプレイヤー)を加え、3名の日本人がローレウスの活動をサポートすることとなった。   新アンバサダーに就任した為末大さん(左)と2018年からアンバサダーを務める杉山愛さん(右) 去る8月3日(月)にオンラインで開催された就任会見で、有森さんは次のようにコメント。「世界で広く活動を行っているこのような国際団体に参加させてもらえて本当に光栄です。今後はさまざまなアスリートの方と共にスポーツの力を広げていきたいです」 3人のトークセッションでは、スポーツの力やスポーツ界の未来、新型コロナウイルスがスポーツ界に及ぼす影響などについて語った。ローレウスは「スポーツには世界を変える力がある」を理念として掲げているが、スポーツが世界中の子どもたちの助けになる力強い役割を担える理由について、有森さんは「応援する、応援される現場が存在するのがスポーツです。そのため自分が生きている存在意義を感じることができると思います。子どもたちにその現場を感じてもらい、生きているということを感じてほしいです」と話した。 スペシャルオリンピックス日本理事長の有森さん。知的障がい者アスリートにはいつも以上に周囲のケアが必要だと話した 有森さんは、コロナ禍での知的障がい者アスリートについても質問に答える形で言及。「距離が近くないとサポートできないので、選手は距離感の問題について一番困惑している。サポートなしではむずかしいのが現状。周囲のケアがまず大事。ケアとして、現状や情報を常に発信していくことが大切だと思う」とコメントした。


pr block

page top