車いすバスケ女子日本代表、パリ出場権獲得!
パリ2024パラリンピックの出場権をかけた車いすバスケットボール女子の最終予選で、日本はオーストラリアに50対26で勝利し、パリ大会の出場権を獲得した。開催国枠で出場した前回の東京大会に続いて2大会連続、自力での出場は2008年北京大会以来16年ぶりの出場となる。
最終予選は出場8カ国が2つのグループに分かれて総当たりで予選ラウンドを行い、その順位をもとに争うパリの出場権をかけて「クロスオーバー戦」を戦った。
予選ラウンド、日本は初戦カナダに46対81で敗れたが、次のフランスに55対38で勝利。3戦目はスペインに45対64で敗れ、1勝2敗のグループ3位でクロスオーバー戦に臨むこととなった。
対戦相手はもう一方のグループを2位で通過したオーストラリア。勝った方がパリの出場権を獲得できる。負け越しに終わった予選ラウンドでは重苦しい雰囲気があったものの、この試合はキャプテン北田千尋の「ダブルダブル」(18得点・18リバウンド)の活躍などで終始リードを奪い、50対26で快勝。岩野博ヘッドコーチが「一番いいバスケができた」という最高のパフォーマンスを発揮し、見事パリ行きの切符をゲットした。
最終予選では、日本のほかカナダ、スペイン、ドイツが出場権を獲得。パリ2024パラリンピックは8月28日に開幕を迎える。
写真/吉村もと