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  パラ卓球日本代表・竹守彪選手を応援する「スマッシュそば」〜障がい者が作った油揚げなど使用し松戸市のそば店が開発〜

パラ卓球日本代表・竹守彪選手を応援する「スマッシュそば」〜障がい者が作った油揚げなど使用し松戸市のそば店が開発〜

オリンピックの盛り上がりをパラリンピックへ! パリ2024パラリンピックは8月28日(水)に開会式を迎える。

パラアスリートへの応援も徐々に盛り上がりを見せている。そのひとつ、千葉県松戸市のそば店「手打ちそば長幸」が、同市出身のパラ卓球日本代表・竹守彪選手(パラリンピック3大会連続出場)を応援するために開発した、その名も「スマッシュそば」を紹介しよう。

松戸市出身のパラ卓球日本代表・竹守彪選手を応援する「スマッシュそば」。卓球のラケットとボールを模したトッピングが目を引く

画像を見ていただきたい。麺にのせられた油揚げの上にトッピングされているのは、卓球のラケットとピンポン玉! メニューを開発した店主の長部学さんは次のように経緯を語る。

「パリパラリンピックで優勝を目指す、松戸市出身の男子卓球・知的障害クラスに出場する竹守選手の応援メニューを作ろうと思いました。自分は中学生のときに部活で柔道をやっていましたが、応援されると頑張ろうという気持ちになれたので、竹守選手を応援しようと思ったのです。

以前、コラボしたことがある松戸の「豆のちから」(障がいがあっても地域で働き、自立した生活ができるようにという思いで事業をしています)(※編集部注/社会福祉法人まつかぜの会が運営する就労継続支援B型事業所)に置いてある油揚げを使って、コラボという形での応援メニューの販売です。豆のちからでは人手や設備がないのでこの油揚げは作っていませんが、宮城県柴田町にある社会福祉法人「はらから福祉会」(障がい者の方が作っている豆腐店)の商品になります。

松戸市の「豆のちから」で働くみなさん

竹守選手の地元・松戸の食材を使うと力を与えると思い、油揚げの上には松戸市で白玉粉シェア1位の川光物産の白玉粉を使い、卓球のラケットとピンポン玉を作り、スマッシュしてるように盛り付けました。

汁にはかつお出汁を使っていますが、かつおは「勝つ男」と書けることから、昔から大事な勝負事を控える男性が食べると縁起が良いと言われています。最近では性別にはこだわらず、女性も縁起の良さにあやかって食べる人が増えてきています。それと、ほうれん草は「れんそう」と呼ばれ「連勝」に語呂が似ているのでのせました。

そばの麺は切れやすいため、災厄や悪い縁を断ち切ると言われています。油揚げは商売繁盛の神様として親しまれる稲荷神社の守り神、キツネの大好物です。そのことから、「金運」を上げる縁起の良い食べ物として知られています。優勝すると金メダルなので金運が上がるのは縁起が良いです。竹守選手にはスマッシュをたくさん決めていただき、金メダル目指して頑張ってほしいです!」

手打ちそば長幸では、甲子園に出場した地元の専大松戸高校を応援する「連戦連勝そば」というメニューを販売したこともある。「スマッシュそば」の提供はパリパラリンピック開幕日の8月28日からの予定。価格は1250円。そばを手繰りながらパラ卓球と竹守選手を応援して、想いをパリへ届けよう!

●手打ちそば長幸/千葉県松戸市上本郷301-30 JR常磐線・北松戸駅より徒歩5分 ※営業時間などはお店に確認してください

●パラ卓球日程/8月29日~9月7日 ※竹守彪選手はクラス11(知的障害)シングルスに出場予定

写真提供/長部学さん



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