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パラスポーツマガジンの最新ニュース
- パリ2024オリンピック日本代表選手 第3次発表
パリ2024オリンピック日本代表選手 第3次発表
- (公財)日本パラスポーツ協会日本パラリンピック委員会(JPC)は、2024年8月28日(水)~9月8日(日)の日程で開催される「パリ2024パラリンピック競技大会」に派遣する日本代表選手団(第3次発表)を決定し、8月2日に発表した。選手は下記のとおり。 ボッチャ 藤井友里子(株式会社アイザック)
- オットーボック社のパラリンピック無償サービス
オットーボック社のパラリンピック無償サービス
- 世界的な総合医療福祉機器メーカーであるオットーボック社(ドイツ)は、パリ2024パラリンピックのオフィシャルサポーターとして、パリ大会に参加する約4400人の選手や大会関係者に対して、機器メンテナンスと修理サービスを無償で提供する。このサービス提供は1988年のソウル大会から行われ、以後、夏冬のパラリンピックでは欠かせないサポートとなり、「用具が壊れても大丈夫」と選手に安心感を与え、全力プレーをサポートしている。パリでのサービス概要は以下のとおり。【修理サービス概要】● 選手村に720m²の修理サービスセンター設置● 14競技会場にサテライトの修理サービスブースを設置し、緊急修理を提供● サービス提供期間 : 8月18日~9月10日8:00~23:00 (24日間) *8月18日~20日は10:00~18:00● 義肢装具士、車いす技術者、溶接技術者をはじめとしたスタッフ合計164名。世界41カ国からのスタッフが32言語で対応。うち女性が36.6%● 全選手と運営関係者を対象に、競技用機器および日常用機器のメンテナンスと修理を無償で提供● 機器のブランドやメーカーを問わない● 24時間緊急ホットラインあり● 選手村ポリクリニック内では、怪我をした選手に対し、装具を無償提供● 開閉会式で各国の旗手が使うフラッグホルダーを、車いすや選手の身体の状態にあわせて設置
- ブラインドサッカー日本代表、パリ2024パラリンピック壮行会で決意新たに。「メダル獲得で歴史をつくる」
ブラインドサッカー日本代表、パリ2024パラリンピック壮行会で決意新たに。「メダル獲得で歴史をつくる」
- パリ2024パラリンピック開幕まで1カ月となった7月27日、ブラインドサッカー(パラリンピックでの競技名は「ブラインドフットボール」)日本男子代表の壮行会が東京都小平市で開かれ、選手たちが目標や意気込みなどを語った。 日本代表。前列左から、泉健也、永盛楓人、後藤将起、平林太一、中川英治監督、川村怜、鳥居健人、園部優月、佐藤大介(佐々木ロベルト泉と高橋裕人は壮行会欠席) 会場となった小平市には、国内初のブラインドサッカー専用コート「MARUIブラサカ!パーク」があり、壮行会には同市の小林洋子市長や小平第三小学校生をはじめ、多くの市民も駆け付け、日本代表に熱いエールを送った。 壮行会で中川英治監督は、「2022年1月に、この新しいチームが立ち上がった時の僕らの合言葉は、自力でパラリンピックの出場権を勝ち取り、ブラインドサッカーの歴史を更新していくことでした。去年、その目標が達成できて、次のミッションとして(パラリンピックの)メダル獲得を掲げました。残り1カ月となった今、いい準備をしている最中です」と現状を報告。その上で、「パリでは各試合とも、残りの1分、1秒までファイトして戦うので、ぜひ皆さんも一緒に戦っていただければ」と呼びかけ、「最終試合の最後のホイッスルが鳴った時に、皆さんと喜びを分かち合えるような、いい結果で終わりたいです」と力強く目標を語った。 川村怜キャプテンは、「僕たちは選ばれた日本代表として自覚と覚悟を持って、メダル獲得という目標に挑みたい」と意気込み、自身としては、「勝利に貢献できるようなパフォーマンスを発揮できるよう、いい準備をしてピッチに立ちたい。必ずメダルを持ち帰りたいです」と力を込めた。 「必ずメダルを持ち帰りたい」と力強く語ったキャプテンの川村怜 パリ大会は8月28日から9月8日まで開かれ、ブラインドサッカーは9月1日から7日まで、パリの名所、エッフェル塔下に特設される#“エッフェル塔スタジアム”で行われる。世界から出場できるのは各大陸王者など8チームだけ。グループBに入った日本は、開幕戦でコロンビア(1日)と、つづいてモロッコ(2日)、アルゼンチン(3日)と戦い、まずは5日からの決勝トーナメント進出を目指す(グループAはブラジル、中国、アルゼンチン、フランス)。 日本と同組の3カ国は、いずれも世界屈指のストライカーを複数擁する攻撃型のチームだ。中川監督は、「日本の強みは攻守の切り替えの速さとハードワーク。しっかりと守備をし、そこからの切り替えが大きなポイント」と戦いを見据えた。 選手は東京大会同様、パリ2024オリンピックの男女日本代表と同じユニフォームを着用して戦う。パラリンピック初出場ながら、ゴールが期待される若きエース、平林太一は、「代表ユニフォームに恥じないプレーができれば。壮行会で皆さんの期待や応援を体全体で受け止めて身が引き締まる思いです。得点を取るのが自分の仕事。(得意の)ドリブルを生かして、ゴールにたどり着けるようにがんばりたいです」と意気込めば、同じく初出場となる後藤将起は、「自分の名前の入った代表ユニフォームを着て大会に臨めることにすごく感動しています。でも、そのためにサッカーをしているわけではない。気持ちをしっかり出し、結果を求めて大会に臨みたい」と強い覚悟を示した。 エースストライカーの平林太一は「得点を取るのが自分の仕事。ドリブルを生かして、ゴールにたどり着けるようにがんばりたい」と抱負を語った 東京大会から2大会連続出場の園部優月は、「ユニフォームを着たことで、『いよいよだな』という実感と、日本代表として戦う一員になったということを改めて実感しています。本番でしっかり戦えるよう準備したい」。ゴールキーパーの佐藤大介は、「おそらく今まで経験したことのない緊張をチームとして感じると思います。先ほど激励の言葉にもありましたが、本当に心から楽しんでプレーしたいです」と2度目の大舞台に思いをはせた。 初出場組も躍動を誓う。ドリブルからの強烈なシュートを持つ鳥居健人は、「このユニフォームを着て、僕自身が楽しんで全力でプレーすることによって、皆さんにも楽しんでいただきたいです。そして、結果を残したい」と話せば、粘り強い守備が持ち味の永盛楓人は、「たくさんの声援にお応えできるよう、全力で準備して、メダルを獲得できるようにチーム全員でやっていきたい」。ゴールキーパーの泉健也は、「(オリンピック中継で)見ていた同じユニフォームを着て身が引き締まります。パリまでの残り1カ月間、やれることは全部やってピッチに立ちたいです」と思いを語った。 日本障害者サッカー連盟の北沢豪会長は、「未来に向けて何が残せるのか。もしかしたら、メダル以上に、地域社会や世の中が変わるっていうことも、皆さんの頑張りには含まれてるんじゃないかなと思います」とチームの活躍に期待を寄せた。 また、長年、ブラサカ日本代表を応援しているサポーター団体からは、「我々も最後まで一緒に戦い抜く。ぜひ、いい色のメダルを持って一緒に帰ってきましょう」という熱いエールとともに、富士山と太陽に「NAKAGAWA NIPPON」の文字がデザインされた横断幕と、会場でもあるエッフェル塔を背景にした各選手名入りの日の丸が贈られた。 「史上最強の日本代表」の呼び声も高い中川ジャパン。今後はイギリスでの直前合宿を経て決戦の地パリに入り、チーム一丸で、「メダル獲得」の偉業達成に挑む。 壮行会に駆け付けた小平のみなさんと記念撮影 なお、8月4日まで、事前合宿費など中川ジャパンの活動資金を募るクラウドファンディングも実施中だ(詳細は下記URLより)。パリでの活躍を期待して、ブラインドサッカー男子日本代表チームを応援しよう! https://camp-fire.jp/projects/view/767423?utm_source=mail&utm_medium=email&utm_campaign=mail_start 文・写真/星野恭子
- TEAM BEYOND CONFERENCE 「パラアスリート雇用 成功の秘訣」
TEAM BEYOND CONFERENCE 「パラアスリート雇用 成功の秘訣」
- パラアスリート雇用に関心がある、でもどうしていいかわからない…。そんな企業担当者に向けて、実践し成功している企業と競技団体の視点から、パラアスリート雇用の現状と課題を共有し、今後の展望について紹介するイベントが、東京丸の内で開かれました。競技団体からはP.UNITED (パラスポーツ9中央競技団体プロジェクト)が参加。「アスリート雇用の現状と可能性:競技団体視点で考える企業の新しい価値創造について」をテーマに、具体例を交えて基調講演が行われました。 P.UNITEDの登壇者。左から新井静さん(知的障害者水泳連盟)、上岡央子さん(パラカヌー連盟)、吉田彫子さん(パラ・パワーリフティング連盟) また企業の事例として、株式会社オープンハウス、トヨタ自動車株式会社に所属するアスリートと担当者が、障がい者雇用ならびにパラアスリートのセカンドキャリア等について熱弁を振るい、示唆に富んだたくさんの内容に参加者は熱心にメモを取っていました。 「オープンハウスが築くキャリア1.5」の事例紹介を行った、オープンハウスグループの市川友和さん(左)と同社所属パラスノーボード選手の小須田潤太さん 「企業が捉える障がい者スポーツ・アスリート支援~現役・引退後のセカンドキャリアでの活躍~」を紹介したトヨタ自動車の桑原大輔さんと同社所属パラスキー選手の森井大輝さん 後半の参加者交流会では、日本ブラインドサッカー協会協力のもと、アイマスクをつけた参加者が鈴入りのボールを手渡しでまわしていくゲームが行われました。 交流会ではブラインドコミュニケーション体験が行われた 普段"見えている"人たちが"見えない装置"を利用することで享受できる【体感】【気づき】【再発見】を感じて、会場は歓声に包まれていました。
- 「学ぼう!デフリンピック特別授業」都内で開催
「学ぼう!デフリンピック特別授業」都内で開催
- 来年開催される「東京2025デフリンピック」。聴覚に障がいを持つ(=デフ)アスリートが集うオリンピックだ。開催に向け、開催地となる東京都を中心に、現在さまざまな普及活動が行われているが、デフリンピックや手話などを学習する「学ぼう!デフリンピック特別授業」が東京都品川区台場小学校で行われた。 講義をする東京2025デフリンピック応援アンバサダーの川俣郁美さん(左)とデフ柔道の佐藤正樹選手(右) 6年生、52名を対象に行われた特別授業の第一部は、教室での座学。東京2025デフリンピック応援アンバサダーの川俣郁美さんとデフ柔道アスリートの佐藤正樹選手が、視覚障がい者やデフリンピック、手話について講義した。児童たちは、世界中の人々のうち20人に1人が聴覚障がい者で、手話で話す「ろう者」は100人に1人いること、手話は世界に200以上の種類があること、来年東京で開催されるデフリンピックは日本では初開催で21競技が行われることなど学んだ。手話コミュニケーション体験も行われ、児童たちは「ありがとう」「がんばれ」「だいじょうぶ」など題材となった手話を、すぐに覚えた様子だった。 教科書として使われた冊子「学ぼう!デフリンピック」を見る児童たち 体育館で行われた第二部には、東京2025デフリンピック応援アンバサダーを務めるタレントの長濱ねるさんが参加。デフリンピック公式マスコットの「ゆりーと」や品川区の応援キャラクター「シナカモン」「ピーチュウ」「やたたま」も会場に駆けつけて盛り上げた。 第二部にはタレントの東京2025デフリンピック応援アンバサダーの長濱ねるさん(中央)やマスコットたちが参加 ここではデフスポーツに欠かせないスタートランプなどの競技用具が紹介され、児童代表が実際に体験。またユニバーサルコミュニケーションツール「Ontenna」(オンテナ)が全児童に配られ、それぞれ腕に装着。音の特徴を振動と光によって体で感じることができるOntennaで、音のない世界でもリズムを体感できることを学んだ。最後は富村陽子さん指導のもと、東京2025デフリンピックのために作られたダンス「しゅわしゅわ☆デフリンピック!」を全員で踊った。 陸上競技で使われるスタートランプを体験。緑のランプが光ったらスタート 児童たちが腕に着けているのが、音の特徴を振動と光によって体で感じることができるユーザーインターフェース「Ontenna」(オンテナ) 東京2025デフリンピックのために作られたダンス「しゅわしゅわ☆デフリンピック!」を全員でパフォーマンス 「デフリンピック開催が近づいてきて、日本全体をもっと盛り上げていきたい」と長濱さん。「スタートランプの開発など技術で垣根をなくしていくのは素晴らしいことだと思います。児童たちもデフリンピックの世界を生で感じられて、より応援しやすくなったのではと思いました」 デフリンピックでは柔道競技に出場予定の佐藤選手。「みんなが手話で表現してくれてうれしかった。デフの世界が伝わったのではないかと思います。デフリンピックではメダルを目指しているので、みんなに応援してもらえるようがんばりたいです」 授業を体験した児童からは、次のような感想が聞かれた。 「川俣さんや佐藤選手が、耳が聴こえなくても堂々と振る舞っていたところがすごいと思った。簡単な手話を覚えたい」 「川俣さんが『耳が聴こえないからこそ、こうした出会いや体験ができることがとても良かった』と言っていたところがポジティブですごいと思った」 「筆談だけでなく機械を使ってコミュニケーションできることを知った。町で障がい者にあった時、どんな工夫をすればこの人を楽しくさせられるのか考えていきたい」 「スタートランプなど装置を考えた人に選手は感謝しているんだろうなと思った。デフリンピックの試合の見どころがわかって応援しようと思った」 東京都では、都内区市町村の全小学校1382校の4~6年生約34万人に「学ぼう!デフリンピック」冊子を配布。これはデフリンピックの概要やデフスポーツの特徴、聴覚障がいや手話などを漫画やクイズを通して子どもが楽しく学べる内容と好評のWEBコンテンツを冊子化したもので、今回の特別授業などと合わせてデフリンピックを広く普及していく。 取材・文・写真/編集部
- パリパラリンピック日本代表選手決定!(第2次発表)
パリパラリンピック日本代表選手決定!(第2次発表)
- パリ2024パラリンピックに派遣される日本代表選手団の第2次発表が行われ、代表選手が決定しました。新たに発表された選手は下記リンクでご確認ください。 https://www.parasports.or.jp/paralympic/jpc/parispara2024/news_detail.html?id=236 すでに発表されている選手と合わせ、日本選手団は海外大会としては最も多い318名(選手175名、コーチ・スタッフら143名)となりました。
- 「街なかパラスポット」都内2会場で開催!
「街なかパラスポット」都内2会場で開催!
- 東京都では、都内各地でパラスポーツに出会えるイベントを展開している。「街なかパラスポット」は、ショッピングモールやお出かけスポットで気軽にパラスポーツを体験できるプログラムで、7月は下記2会場での開催が決定した。いずれも入場無料、申し込み不要。気軽に立ち寄ってみよう!7月20日(土)~21日(日)グランベリーパーク(東急田園都市線南町田グランベリーパーク駅直結)https://parasportsgekkan.metro.tokyo.lg.jp/paraspot/grandberrypark/時間/11:00~18:00(体験11:00~) プログラム/競技用車いすチャレンジ・ゴールボール体験・白杖体験・パラスポーツ関連展示等7月27日(土)~28日(日)Shibuya Sakura Stage(JR渋谷駅新改札口徒歩1分)https://parasportsgekkan.metro.tokyo.lg.jp/paraspot/shibuya-sakura-stage /時間/10:00~17:00(体験11:00~) プログラム/競技用車いすチャレンジ・ボッチャ体験・白杖体験・パラスポーツ関連展示等
- 「挑め、自分史上最強。」パリ2024パラリンピック日本代表選手が結団式に集結!
「挑め、自分史上最強。」パリ2024パラリンピック日本代表選手が結団式に集結!
- 田口亜希団長から旗手を務める石山大輝選手と西田杏選手に団旗が手渡された パリ2024パラリンピック競技大会に出場する日本選手団の結団式が、都内で開かれた。会場にはこれまでに選ばれた160人の選手のうち117人とコーチ・スタッフら80人が集結。8月28日の開幕を控え、競技の垣根を越えて結束を高めた。 式には秋篠宮皇嗣殿下、同妃殿下がご臨席。秋篠宮皇嗣殿下が「パラリンピックはパラアスリートにとって最高の競技の舞台のひとつです。日頃からの成果を存分に発揮されることを期待しております」と選手を激励するおことばを述べられた。また盛山正仁文部科学大臣、フィリップ・セトン駐日フランス大使、室伏広治スポーツ庁長官らが登壇し、岸田文雄内閣総理大臣からはビデオメッセージが届けられた。 式では日本パラリンピック委員会の森和之会長から田口亜希団長に団旗が授与され、団長から旗手を務める石山大輝選手(陸上)と西田杏選手(水泳)に手渡された。 スローガンは「挑め、自分史上最強。」 式典では、パリに挑む日本選手団のスローガンが発表された。多数の候補から3つに絞り、選手投票で最終的に選ばれたスローガンは「挑め、自分史上最強。」。石山選手は「一人一人がこのスローガンを胸に世界の壁、自分の壁に挑みたい」、西田選手は「お互い意識を高め合ってベストパフォーマンスを発揮し、今まで以上の自分に出会える大会にしたい」と抱負を述べた。 左から副団長の中澤吉裕、旗手の西田杏、団長の田口亜希、旗手の石山大輝、副団長の井田朋宏の各氏 パリ大会に臨む日本選手団は、この日までに決まっている160人に加え、今後も追加される見込みで、海外で行われる大会としてはアテネ大会の163人を上回り史上最多となる見込み。今回で17回目となるパラリンピックがパリで開催されるのは初めてで(オリンピックは100年ぶり3度目)、選手たちは東京パラリンピックと同じ22競技、東京大会より10種目多い539種目に挑む。
- パリ2024パラリンピック競技大会 日本代表選手 第一次発表!
パリ2024パラリンピック競技大会 日本代表選手 第一次発表!
- (公財)日本パラスポーツ協会日本パラリンピック委員会(JPC)は、7月4日に開催したJPC運営委員会において、8月28日(水)~9月8日(日)の日程で開催される「パリ2024パラリンピック競技大会」に派遣する日本代表選手団(第一次発表)を決定した。 また、日本代表選手団の旗手には、陸上の石山大輝(いしやま・だいき)および、水泳の西田杏(にしだ・あん)の2名が選ばれた。 石山大輝コメントパラ陸上競技、視覚障がいT12クラスで走り幅跳びをしています、石山大輝です。今回、旗手という大役を務めさせていただくこととなりました。J-STARプロジェクトでパラ陸上競技を始めてから、パラリンピックはずっと目標にしてきた大会であり、今回出場できることを大変嬉しく思います。また、出場だけでなくこの舞台で勝つことを目標にトレーニングを積んできました。初めてのパラリンピックという舞台を楽しめるように頑張りたいと思います。私たちのパフォーマンスでこれからのパラスポーツ界を盛り上げていけるよう精一杯努力していきますので、ご声援のほどよろしくお願いいたします。 西田杏コメントこの度、パリ2024パラリンピック競技大会において日本代表選手団旗手を務めさせていただくことになりました、パラ水泳の西田杏です。このようなお役目をいただき大変光栄です。日本代表としての自覚と責任をより一層感じながら、精一杯務めたいと思います。私たちはアスリートとして、日頃よりたくさんのサポートを受けながら競技へと取り組める環境に感謝をし、多くの方々からの応援を力に変えて、それぞれの目標に向かって頑張ります。そして、日本選手団の活躍が、さらなる共生社会の実現に繋がること、誰かの力になることを信じております。また、世界的なパンデミックを乗り越え、再びスポーツに向き合える日常に幸せを感じております。これまで以上に、私たちの想いをパフォーマンスで表現することで、パラスポーツの魅力や希望・勇気を伝えていける大会といたします。日本選手団への応援を、どうぞよろしくお願いいたします。 日本代表選手団(第一次決定)は下記リンクのとおり。 https://www.parasports.or.jp/paralympic/jpc/parispara2024/news_detail.html?id=106
- 「ユニクロ全日本ジュニアテニス選手権2024」に車いすテニス部門が新設! 国枝慎吾氏大会アンバサダーに就任
「ユニクロ全日本ジュニアテニス選手権2024」に車いすテニス部門が新設! 国枝慎吾氏大会アンバサダーに就任
- (公財)日本テニス協会が主催しユニクロが特別協賛する「ユニクロ全日本ジュニアテニス選手権」が8月26日~9月6日に開催される。この大会において、ジュニア大会で国内初となる車いすテニス種目が新設されることになった。そして、ユニクロのグローバルブランドアンバサダーである国枝慎吾氏が同大会アンバサダーに就任する。 日本テニス協会の土橋登志久専務理事は、日本のジュニアテニス公式大会「初」となる車いすテニス部門の新設について、「全日本ジュニアでもコラボレーションすることにより、健常・障がいの垣根を超えたインクルーシブな大会の開催となり、本協会の理念である“多様性と調和のある社会の実現”にまた一歩近づくことができました。大変嬉しく思うとともに、2024年大会の開催が楽しみです」とテニス界や次世代育成における意義を強調した。 大会トーナメントディレクターの奈良くるみ氏(元プロテニスプレーヤー)が説明した大会概要では、次世代育成を目的に、シングルス優勝者とベスト&フェアプレー選手へ副賞として贈られるアメリカでの海外派遣プログラムに、大会アンバサダーの錦織圭選手に加え、国枝氏も参加することが発表された。奈良氏は、「私も昨年、海外派遣プログラムに参加して、合宿を通して選手たちがめざましい成長を遂げるのを間近で見てきました。今年は国枝さんが参加されるということで、車いすテニスのジュニア選手にとってはまさに夢のような時間となるでしょう。誰もがこの大会に参加できてよかったと思える大会にしていきたいです」と語った。 国枝慎吾氏と大会トーナメントディレクターの奈良くるみ氏 「アメリカで待ってるぜ!」(国枝慎吾氏) 車いす部門新設に伴って大会アンバサダーに就任した国枝氏は冒頭で、「ユニクロ全日本ジュニア選手権に車いすテニス部門が新設されることは大変喜ばしく、関係者の皆さまに心から御礼を申し上げます」と感謝の思いを話した。 また「グランドスラムの大会でも車いすテニスのトーナメントが行われ、(健常・障がいの)垣根を超えた大会運営については、他のスポーツと比較してもテニス競技はとても進んでいると感じます。本大会のように(健常者の部門と障がい者の部門が)同じ大会の中で同時開催されることが、選手たちのモチベーション向上や障がい者スポーツの振興において非常に重要なことだと思います」と、本大会の意義についてコメントした。 さらに、アンバサダーに就任した意気込みについて、「(ユニクロ全日本ジュニアテニス選手権が)車いすテニスの選手にとっても“最大目標”となる大会にしていきたいです。車いすテニスにとっても歴史のある大会になることを僕自身も願っていますし、そんな大会に皆さんでしていきましょう」と本大会、車いすテニス界のさらなる発展に期待を寄せた。 メッセージを書き込む国枝慎吾氏 国枝氏は海外派遣プログラムの副賞パネルに、参加するジュニア選手へコメントを記入。「アメリカで待ってるぜ!」というメッセージを書き入れ、選手たちに熱いエールを送った。 右は日本テニス協会の土橋登志久専務理事
- アシックスが日本デフ陸上競技協会とオフィシャルトップパートナー契約を締結
アシックスが日本デフ陸上競技協会とオフィシャルトップパートナー契約を締結
- 日本陸上競技界の3団体が同じウエアを着用し、日本陸上界をひとつに アシックスが、東京デフリンピック開催を来年に控える(一社)日本デフ陸上競技協会とオフィシャルトップパートナー契約を締結した。日本代表選手団およびスタッフなどには、同社のシューズやアパレル、アクセサリー類が提供される。 提供されるオフィシャルスポーツウエアは、(公財)日本陸上競技連盟、(一社)日本パラ陸上競技連盟と同じデザイン。日本陸上競技界の3団体が同じウエアを着用することで、陸上競技界の発展、陸上競技を通じた共生社会の実現に向けて心をひとつに活動していくという。 今回の契約は、聴覚障がい者スポーツの普及・振興に向けた取り組みや、広く国民の心身の健全な発展に寄与するという目的が、アシックス社の目指すビジョンと一致していることから実現したもの。世界中のすべての人々の心身の健康向上に寄与するプロダクト、サービス、環境の提供を目指していく。
- パリ2024パラリンピック陸上日本代表に16選手が内定
パリ2024パラリンピック陸上日本代表に16選手が内定
- 神戸2024世界パラ陸上が終了し、パリ2024パラリンピック陸上の日本代表内定16選手が発表された。内定者は下記のとおり。7月上旬に第2次の内定発表が行われる予定。 <視覚障害>唐澤剣也(29)、和田伸也(46)、川上秀太(25)、澤田優蘭(33)、福永凌太(25)、石山大輝(24) <車いす>佐藤友祈(34)、伊藤竜也(38)、鬼谷慶子(29) <上肢障害>齋藤由希子(30) <下肢障害>中西麻耶(38)、兎澤朋美(25)、大島健吾(24) <知的障害>酒井園実(27) <脳性まひなど>新保大和(23)、松本武尊(22) 写真/吉村もと