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パラスポーツマガジンの最新ニュース
- 過去最大のテーマパーク型パラスポーツ体験イベント開催!
過去最大のテーマパーク型パラスポーツ体験イベント開催!
- 「i enjoy ! パラスポーツパーク in ParaFes」 日本財団パラリンピックサポートセンターと武蔵野の森総合スポーツプラザが共催した「i enjoy ! パラスポーツパーク」が 「ParaFes2019」と同日開催された。過去最大の規模として、8競技のパラスポーツの体験コーナー、フォトスポット、IPC&WOWOWのパラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ「WHO I AM」ダイジェスト版の上映ブースとパラスポーツをトコトン楽しめる内容となっており、参加者も子どもから大人まで、障がいのあるなしに関わらず一緒となって楽しむ空間となった。 子どもの高さに合わせたゴールポストを用意しての 車いすバスケットボール・フリースロー体験、 実際に道着を羽織り、組み手や投げ技などが体験できる視覚障害柔道、トライアスロンでは、視覚障がい選手の体験としてアイマスクで視界を遮り、タンデムバイクに乗って前後の2名で呼吸を合わせて自転車をこぐ体験、陸上(レーサー)ではスピードレースに挑戦したり、車いすフェンシング、パワーリフティングなど様々な体験が行われていた。 中でもひときわ人気が高かったのが、アーチェリーだ。初めて体験する参加者が多く、車いすに乗って弓を射る動作に、「車いすに座って下半身の身動きがとれないことで、上半身の力だけで弓を引かなければならず、力がうまく入れられないからバランスが取れなかった」と、参加者は楽しんでいた。 また、日本財団ボランティアサポートセンターの「コツコツ点字ブロックタイムトライアル」では、目隠しをした歩行体験ができ「見えないということがどういうことなのか、想像もつかなかったけれど、こうしていざ体験してみて、点字ブロックがいかに大切かわかり貴重な経験でした」と、参加者は語っていた。 ボッチャ体験コーナーでは、ボッチャのボールに触るのが初めての親子から、すでにパラスポーツ体験を数回しているボッチャのベテラン小学生姉妹まで、年齢問わず試合形式で競い合いながら体験を楽しみ和やかな雰囲気となっていた。 若者に人気の動画クリエイターも登場し参加者と一緒に様々なパラスポーツを体験、またその様子を動画撮影しSNSにアップするなど、パラスポーツへの関心が高まりを感じ、まさにテーマパークのような賑わいで盛り上がった。 photo&text :Chie Mochizuki
- 『ParaFes 2019 ~UNLOCK YOURSELF~』が開催!
『ParaFes 2019 ~UNLOCK YOURSELF~』が開催!
- 2020に向けてパラスポーツを盛り上げる大イベント! 東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京2020パラリンピック競技大会会場)で、日本財団パラリンピックサポートセンター主催のライブエンターテインメントイベント『ParaFes 2019~UNLOCK YOURSELF~」が行われた。 2017年からパラサポのスペシャルサポーターを努める稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾を中心に東京2020パラリンピック競技大会での活躍が期待されるパラアスリートたち、ダンサー、ミュージシャンなどアーティストたちが共演、新感覚のライブエンターテインメントとなった。 オープニングから、今回のテーマ「UNLOCK YOURSELF 自分自身を解き放て」の通り、健常者パフォーマーと、障がい者ダンサー、DJとのコラボと迫力ある音楽とダンスで大盛り上がり! [新しい地図]の三人の登場でさらに会場に歓声が沸き上がる。 「パラフェスへようこそ」(香取慎吾) 「パラフェス2019、今年のテーマは応援です!」(稲垣吾郎) 「選手の皆さんに大きなエール(拍手)を送りましょう」(草彅剛)と力強く呼びかけ6400人の観客を盛り上げた。 イベントでは、パラスポーツのデモストレーションとして、アーチェリーでは上山友裕選手、岡崎愛子選手が登場。アーチェリーの観戦のポイントなどの説明の後、特別ルール(20m先の的に30秒間で1本ずつ交互に矢を放つ)対決として実演が始まった。かっこ良く矢を射ぬく様子に稲垣吾郎も「僕の心が射抜かれました」と感想を述べた。 続いて、草彅剛がナビゲーターの5人制サッカーでは、川村怜選手と、寺西一選手が登場し、ドリブル、PKを実演。草彅剛は、ボールを見失ってしまわないよう足からボールを離さないように運ぶ方法でドリブル、PK体験も決め「奇跡ですね!」と大喜びだった。「静と動が一体となったゲームで頭の中でイメージするのが大切だと知った」と語った。 香取慎吾は、大堂秀樹選手と山本恵理選手によるパワーリフティングのデモストレーションをナビゲート。日本初の女子パワーリフティングのパラリンピック代表を目指す山本選手は、「自身の力もですが会場からの応援が力になります」とパワーリフティングの応援の方法をレクチャーした。山本選手は56キロと60キロ、大堂選手は165キロと180キロと試技を2回ずつ行い、沸き上がる応援の歓声にいかに応援の力がパワーになるかと実感した様子を語った。 ParaFes UNLOCK LIVEでは、全盲ピアノシンガーわたなべちひろの演奏の際、来場者は全員に配布されたアイマスクで視覚を遮り、聴覚だけを澄まして演奏を鑑賞する体験も。視覚を遮断された状態で響き渡るピアノとイマジンの歌が、会場と観客の心に響き渡った。 わたなべちひろと両腕がないギタリスト兼ピアニストジョナタ・バストス、全盲のドラマー酒井響希との熱いセッションに続き、Little Glee Monsterも加わり「ECHO」「This is Me」を披露した。SPECIAL LIVE はウルフルズが登場。トータス松本の豪快な歌声に会場もさらに盛り上がりをみせた。 MCの中でトータス松本は「来年、東京オリンピック、パラリンピックを僕らも盛り上げていきます!一緒に盛り上げていきましょう!」とコメント。終始、会場では手話パフォーマーが会話、歌詞など全てを手話通訳しているのをみて、「自分たちの歌が、手話で見れるって初体験です。手話で歌詞を見られるのも楽しいですね!」と感激の様子を語った。 フィナーレでは、出演者全員が登場し、[新しい地図]の3人(稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾)がパラスポーツ応援ソング「雨あがりのステップ」を披露。最後に香取が「2020年のパラリンピックに向けて盛り上がっていきましょう! 今日の感想を一人でも多くの人に伝えてほしい、東京パラリンピックの成功が2020年以降、日本が新しく変われるチャンスです。声援がどれほど必要か、これからもパラスポーツに声援をお願いします」と締めくくると会場一体となり大きな拍手が湧き起こった。 イベント後の囲み取材で、パラサポのスペシャルサポーターの3人が、パラスポーツのサポーターぶりが定着してきたことを問われると、「僕らがサポーターとして定着するよりも、みなさんの生活の中にパラスポーツがもっと定着してほしいと思っています。一人でも多くの人にパラスポーツの魅力を知ってもらいたい。一文字でも、一秒でも多くみなさんにパラリンピックの魅力を伝えてください」と報道陣に熱く語った。 また、パラアスリートの6人も囲み取材に参加。5人制サッカーの川村選手からは、 「影響力のある方々とパラリンピックの競技の魅力を伝えられてよかったです。ブラインドサッカーは凄くコミュニケーションが大切、メッセージ性の強い競技なので試合を見ていていただいて何か感じてもらえてことがあると思うので、もっともっと集中して多くの方に見ていただきたいなと思います」 寺西選手は「競技を体験してもらう事で相手を思う気持ちだったり、見えなくてもできたという障がいに対してのハードルが下がってほしいと思うし、それが次に障がいがある人と出会ったときに壁を感じるのではなくフラットに接する事ができようになる、そのきっかけになるのが僕らの競技(ブランドサッカー)で伝えられたら嬉しいと思います」 山本選手「パワーリフティングは障がいの有無にかかわらず、みんなができる競技ということを知ってほしい、実際に体験などで知って触れてもらう事が第一歩だと思っているので今日(パラスポーツパークで)知ってくれた子どもたちに周りに広めてほしいなと思います」 岡崎選手「パラスポーツパークの盛り上がりにびっくりしました。だんだん浸透して来ているんだと嬉しくなりました」 上山選手「子どもの発信力は凄いと思うのでパラアーチェリーだけでなくアーチェリー全体がひろまってきたらいいと思いますし、そこに自分の名前があれば本当に嬉しいのでがんばります」 テーマである「応援」については「応援が何よりも力になるのでもっともっと、がんばらなければいけないと思いました。スポーツにとって不可欠な応援ですが、今日の観客のみなさんの応援がそれを力強く感じました。」 「応援は力になり、寄り添うもの」 と全選手からパラリンピックに向けて力強い意気込みを感じた。 パラリンピックであと283日となったこの日、それぞれの力強いメッセージでパラリンピックに向ける想いを語った。 写真提供:日本財団パラリンピックサポートセンター text:Chie Mochiduki
- 「感動を共に」スポーツ・オブ・ハート2019、東京にて9.27-28に開催!
「感動を共に」スポーツ・オブ・ハート2019、東京にて9.27-28に開催!
- スポーツ・オブ・ハート(https://s-heart.org/)とは “すべての人たちが共に分かち合い心豊かに暮らせるニッポン” を目指すプロジェクトです! パラリンピアンのよびかけにより、 スポーツ選手・ミュージシャン・文化人たちが、団体・企業・省庁協力のもと活動しております。 7回目となる「スポーツ・オブ・ハート2019」は、恵比寿で開催することが決定しました。 「恵比寿ガーデンプレイス」「恵比寿アクトスクエア」「渋谷区立加計塚小学校」が会場となります。 特徴は、ノーマライズ駅伝をはじめとした、障がい者スポーツ体験ブース。 アスリートによるトークショー・スポーツアトラクションなど、時間を忘れて楽しめるプログラムが目白押しです! そして、イベントの目玉は何と言ってもその臨場感と迫力! パラアスリートやアーティストならではのテクニックや魅力を間近に感じ、一緒に体験することができます。 来場者も出演者の一人。感動を分かちあい、地域でノーマライゼーションの輪を広げていきましょう! URLから詳細情報を今すぐチェック!! https://s-heart.org/
- 「TOKYO AFTER DARK AT SHIBUYA」編集部レポート!
「TOKYO AFTER DARK AT SHIBUYA」編集部レポート!
- ナイキジャパンが8月25日から8月31日の間、「TOKYO AFTER DARK AT SHIBUYA」を渋谷にて開催しました。 雑踏のなかに佇む、紫のネオンカラー。楽しそうな声が響く会場内に、編集部も行ってまいりましたよ! お邪魔したのは8月26(月)の18時頃。すこし汗ばむ時間帯のなか、ナイキの黒いウェアに着替えて、さっそく体験開始です。準備もそこそこにメインステージに招待された編集部、緊張を隠せません。 「IF YOU HAVE A BODY ,YOU ARE AN ATHLETE」 (身体さえあれば誰もがアスリートである) の理念のもと、すべてのアスリートにスポーツを届けるため開催された参加型の当イベント。 その日は、サイバーボッチャとサイバーウィル体験をさせてもらいました! 光と音で彩られたLEDディスプレイで制作されたコートなどは圧巻の一言。思わず写真を撮りたくなる美しさがありました。 …エンターテインメント、ここに極まれりです。 【サイバーウィル】 未来型にデザインされた車いすに乗り、VRゴーグルに映し出された東京の街中を走り抜けるというサイバースポーツです。 車輪に付いた「ハンドリム」を手でまわすことで、加速と方向転換が可能。ゴーグルをつけることで、疾走感や衝突の振動などがリアルに感じられました。 2100年の東京の街並みを想定したグラフィックを眼前に走行した感想は「すげぇ~!」の一言。あの没入感を体験しない手はありません! 【サイバーボッチャ】 最近何かと話題のボッチャが、最先端テクノロジーで華麗に進化! ネオンで彩られる高揚感はもちろんのこと、ボールの配置をすべてセンサーで検知することで距離計測や得点計算まで全てを行ってくれます。 初心者もすぐにプレイできる競技のカンタンさもあり、参加者の皆さん、笑いの絶えない体験会となっていました。 [video width="1920" height="1080" mp4="https://psm.j-n.co.jp/wp-content/uploads/2019/09/boccia_rotated.mp4" autoplay="true"][/video] 編集部は参加していた大学生チームと一度試合をしましたが、結果は惨敗。 それでも、こうしたイベントを皮切りに大学生くらいの若い年代にもボッチャが広がっていくのは、とても素晴らしいことだと思います! ……結果は悔しいけど。 テクノロジーの力で体験するスポーツの魅力は、また格別の楽しさとなりました! ただ、まだまだ「ボッチャってなに?」という声が散見されたのも事実です。サイバースポーツの浸透から、パラスポーツとの接点が更に生まれてほしいとも思います。 忘れられない体験ができ、同時に参加者との楽しいコミュニケーションの場ともなりました。 次の機会にはぜひ皆様にも参加いただき、いい汗流してもらいたい!要チェックです!
- スマホがつなぐ、助けあいアプリ「may ii」の提供開始!
スマホがつなぐ、助けあいアプリ「may ii」の提供開始!
- 電車の中でお年寄りや妊婦さんに席を譲ろうか迷ったのに、ためらって声をかけられなかった。 目的地への行き方がわからず誰かに助けてほしいけど、聞く勇気が出ない…。こんな経験はありませんか? 大日本印刷株式会社は、街中の移動に困っている人と、そうした人を手助けしたい人とをつなげる 「DNPソーシャルアクションサービス may ii(メイアイ)」のスマートフォンアプリの提供をはじめました。 現時点での利用エリアは、東京市ヶ谷周辺・東京渋谷周辺・福岡天神周辺・北海道札幌周辺の4地区。 エリア内では上記のような困りごとを約30あるリストの中から選んで依頼することができます。 アプリ内では、「リクエスター」と「サポーター」をGPSの位置情報を使いマッチングさせることができます。 リクエスターが「助けて」とお願いを発信すると、周囲のサポーターに通知が届きます。サポーターが依頼に立候補して、リクエスターが決定するとマッチングが成立! アプリ内のチャットでお互いの服装の特徴や状況を伝えるなど、対面までに必要なメッセージをやり取りできる仕組みです。 お互いの位置はGPSで確認することが可能です。 目印としてスマホ上にお互い同じ色の「May iiカラーカード」を表示することで、街中でもスムーズな発見を実現します。 また「May ii」では、手助けをすることでポイントを貯めることができます。 ポイントが増えるとアプリ内のキャラクターが成長するので、楽しみながら手助けを続けることができます。 このような特徴から、「ちょっと困った」と「助けたい」という気持ちをスマホを通してつなげ “手助け”という価値あるコミュニケーションが溢れる社会を目指します。 「May ii」はもともと1人の大日本印刷の社員が社外メンバーとの共創で生み出したアイディアであり、 その後、社内で共感する社員が集まって有志プロジェクトとして始動しました。 東京2020オリンピック・パラリンピックでは世界中から多くの方が集まります。 サポートを必要とする人への声かけがたくさん生まれ、支え合いを感じられる。そんな「訪れてよかった」と思える街を目指して準備を進めた背景もあるそうです。 誰もが移動に困った人を自然にサポートできる社会の実現を目指して、これから大注目のサービスとなるでしょう。 <「may ii」WEBサイトはこちら> https://mayii.jp/ 取材・文/編集部
- パラリンピックを盛り上げろ!「新豊洲サマーナイトフェス」開催!
パラリンピックを盛り上げろ!「新豊洲サマーナイトフェス」開催!
- 東京2020パラリンピックまであと1年! 東京ガス主催の参加型イベント、「新豊洲サマーナイトフェス」が8月23日(金)~24日(土)に東京・新豊洲で開かれます。 デジタル技術を活用したパラリンピックスポーツ体験や選手による車いすバスケットボールのデモンストレーション、パラアスリートへの応援メッセージを乗せたスカイランタン打上げ体験、パラアスリートトークショーなどのアトラクションにより、1年後に開催される東京2020パラリンピックをより楽しめる工夫が盛りだくさん! 会場には「誰でもトイレ」やおむつ替えスペース、授乳室が設置され、通路の段差をなくすなど、ユニバーサルデザインの視点で「誰でも一緒に楽しめる」ようになっています。 また、このイベント開催にあわせ、開放的な空間での大型グルメイベント「新豊洲サマーナイトマルシェ」を同時開催。豊洲市場直送の魚介類や野菜を使ったフードトラックなどが出店し、新豊洲エリアの食の魅力を満喫できます。 パラリンピックへの熱い気持ちが新豊洲に集まる今夏、パラリンピックスポーツと食を満喫できる2日間を、2020年の大会本番に向けてますます魅力が増す街、新豊洲エリアでお楽しみください! 詳細はホームページ https://www.tokyo-gas-2020.jp/campaign/snf2019/
- 東京マラソン2019 雨天の中、激走!
東京マラソン2019 雨天の中、激走!
- 参加者ひとりひとりが主役で、東京が一つに繋がる日。 世界中から集まったランナーの熱い走りの集結として、東京マラソンが今年も開催されました。 2016年の大会から、車いすマラソンレースが国際パラリンピック委員会認定大会となり、、 2017年大会からはアポット・ワールドマラソンメジャーズ車いすマラソンレースシリーズとしてポイント獲得対象レースとなったので、海外選手も数多く参加しての開催でした。 本大会は毎年、最後まで行方がわからない接戦となります! 近年は日本人選手が連勝の功績を樹立していることから、東京2020に向けてさらに期待が高まるレースとなりました。 生憎のたたきつけるような雨模様の中で、路面が滑りやすく、また気温もかなり低下したせいか、出場した選手26人中、11人が途中棄権となってしまう過酷なレース展開! 選手たちの雄姿を一目見ようと、沿道には早い時間から応援の人々が集まり、走り抜ける選手たちに熱い声援を送っていました。 マラソン目当ての応援の方も,車椅子マラソンのスピードとパワーを目の当たりに体感し大きな声援を送りながら、 「前に突き進む選手の姿に熱きパワーをもらいました」 「友人のランナーを応援来て、初めて車いすのレースがある事を知りました。思っていたよりもずっと速くて、かっこ良かったです」 また、毎年沿道にて車いすマラソンレースを応援している方々は 「力強さとスピードに驚きです! 東京マラソンをきっかけに、車いすレースがあることをもっとみんなに知ってもらいパラスポーツへの関心高まればいいなと思います」 と2020に向けて盛り上がりを見せていました。 優勝はリオデジャネイロパラリンピックの金メダリスト、マルセル・フグ選手(スイス)。昨年は欠場したが、今大会ではペースを落とす事なく快走、1時間30分44秒でフィニッシュ。 2度目の東京で初優勝、「雨で走るのは得意、東京で1位という念願が叶ってとても幸せです」と喜びのコメントを出していました。 「選手」と「応援」の持つチカラ… 感動が繋ぐ一日となりました。 (text,photo by Chie Mochiduki: social reporter)
- ★誰でも参加可能!★ 『仮面女子』猪狩ともかさんとパラスポーツを‼️
★誰でも参加可能!★ 『仮面女子』猪狩ともかさんとパラスポーツを‼️
- 首都大学東京では、3月10日(日)に元チェアスキー日本代表のパラリンピアン野島弘さんと、TV等で活躍されている仮面女子の車いすアイドル、猪狩ともかさんの特別対談とパラスポーツ体験教室を行います。 当日は、野島さんから障がい者スポーツの魅力や見どころを紹介、猪狩さんからは車いすで生活するようになってから気が付いたことや、参加者を代表してパラリンピアンへ障がい者スポーツに関する様々な疑問を投げかけて、参加者と一緒に障がい者スポーツへの理解を深めていく内容となっています。 定員がありますので、御興味のある方は3月3日(日)までに本サイト申込フォーム https://tmu2020.jp/campus-info/arakawa/1081/ よりお申し込み下さい。 なお、本イベントは参加者多数の場合、首都大学東京管下の各校に在籍している学生と小中学生及び高校生とその保護者の方を優先した上で抽選となりますので、あらかじめご承知おきください。 日時:3月10日 会場:首都大学東京 荒川キャンパス 東京都荒川区東尾久7-2-10
- 学生向け陸上競技教室「クレーマー陸上スクール」を取材
学生向け陸上競技教室「クレーマー陸上スクール」を取材
- 現在発売中の『パラスポーツマガジンVol.4』でも紹介した、株式会社クレーマージャパンが開催する学生向け陸上競技教室「クレーマー陸上スクール」を取材してきました。 近隣の小中学校の陸上部員263名が参加、著名コーチによるトレーニング方法を紹介・実践するプログラムで、ゲストとしてパラアスリートの山路峻哉選手(LINE株式会社所属 パラ陸上競技 T12(視覚障がい)100M/200M 日本記録保持者)が参加、イベントを盛り上げていました。 クレーマージャパンでは、こうしたパラアスリートとの交流イベントを全国各地で毎年開催しており、パラアスリートの認知度向上に貢献しています。 詳しくはHPでチェックしてください! http://www.cramer.co.jp/
- 障がい者スポーツフォーラム2018 開催!
障がい者スポーツフォーラム2018 開催!
- 2018年12月2日(日)、日本体育大学の講堂で「障がい者スポーツフォーラム2018」(毎日新聞社主催)が開かれました。 今回のテーマはズバリ、2021年から先の未来で、どのようにパラスポーツを盛り上げていくかです! パラリンピックが終わったら誰も注目しなくなる、なんて可能性もあります。そんな不安を抱えながらも現在の普及活動に尽力されている選手の方々が登壇し、パラスポーツの理解を深めるとても濃い2時間となりました。 プログラムは3部構成となっていましたが、1部の石井康二選手(車いすソフトボール)と大日方邦子さん(アルペンスキー元日本代表)のトークショーでは、写真を撮り忘れるくらい夢中になってしまいました。それほど、おふたりの想いが熱かったのです! 石井選手は、日本のパラスポーツは同じ競技を二度観にいく気になれないことがあるそうです。「海外の試合は興奮して『また観たい!』という気持ちが自然と出てくるのに」と、海外の状況を比較しながら説明。しかし、その状況が今後の国内パラスポーツの課題であると同時に、伸びしろでもあるのだと分析していました。 石井選手が活躍する車いすソフトボールの発祥は約7年前。健常者も一緒にチームとして参加できることが特徴のスポーツです。 その魅力は「本気」なこと。負けたら悔しく、泣くことだってある。その気持ちに障がいの有無による壁はないと、会場内に強く伝えていました。 パラリンピック種目には選ばれていない車いすソフトボールですが、石井選手は「種目に選ばれないことのメリットは、勝ち負け関係なく楽しめることですね」と前向きです! 競技性だけに縛られないことが、スポーツを愛する秘訣だと熱く語っていました。 大日方邦子さんは今後の普及活動に不安を覚えながらも、これからの発展に更なる期待を寄せていました。 その未来のため、疎かになりがちな大会の運営(パンフレットの配布やグッズの販売)に努め、もっと支えたいと思ってもらえるような活動に挑戦し続けています。 障がい者スポーツ大会の観客席は、まだまだ空席が目立つ状況です。今ある魅力をもっと上手に伝えていくことが大切だと感じました。競技と直接関係のないところであろうと、そこからパラスポーツを知り、まわりへ拡散してくれたら嬉しいですね。 当イベントでは篠田麻里子さんが登壇しての介助犬活動紹介、世界選手権で金メダルを獲得されたウィルチェアラグビー日本代表の永易雄選手・倉橋香衣選手の車いす体験会も開催されました。 インターネットで調べても一生手に入ることのない衝撃と興奮がそこにはありました。皆様もぜひ足を運んでみてください! 大会会場でも、今回のようなイベント会場でも構いません。「みる」人から「かかわる」人へ…少しずつ見方を変えていきましょう。そうすればもっと、パラスポーツが楽しくなるはずです! Text&Photo : Yuto Kagami
- 國學院大學とあいおいニッセイ同和損害保険株式会社が連携!
國學院大學とあいおいニッセイ同和損害保険株式会社が連携!
- 國學院大學とあいおいニッセイ同和損害保険株式会社がSDGsを基礎とした社会づくりのための連携をスタート! 渋谷区に本拠を置く「國學院大學」と「あいおいニッセイ同和損保」が手を組んで、国連が提唱する「SDGs」(持続可能な開発目標)を基礎に、誰もが幸せになれる社会の実現を目標とした取り組みを開始しました。 ダイバーシティやサスティナブル社会の実現を目指し「共存学」の研究を長らく行ってきた國學院大學と、女性の活躍、障がい者雇用と定着支援、LGBT理解促進などのアセットを持つあいおいニッセイ同和損保が両社の強みを生かし、ダイバーシティの街「渋谷」からSDGsを基礎として連携をしていくというものです。 今回締結された包括協定の内容は、 誰もが幸せになれる社会実現に向けた地域連携プログラム 個の力で社会に貢献する人財育成プログラム 文化・芸術・スポーツ振興に関するプログラム が3本の大きな柱となっており、2019年4月から具体的な連携事業がスタートします。 12月7日に行なわれた調印式のあと、國學院大學役員・教職員・学生とあいおいニッセイ同和損保役員・社員が参加してボッチャ大会が開かれました。 ダイバーシティ・SDGsの考え方にふさわしいユニバーサルスポーツでもある「ボッチャ」。あいおいニッセイ同和損保には障がい者スポーツ指導員の資格を持つ社員も在席しており、全国で行われている各種イベントで活躍しているとのこと。 ”国際都市”渋谷から行なわれる両社からの発信に注目です!
- 猪狩ともか 車いすテニスに初挑戦!
猪狩ともか 車いすテニスに初挑戦!
- 千葉県柏市の「吉田記念テニス研修センター」にて アイドルグループの仮面女子に所属する猪狩ともかさんが、ヤフー株式会社の新メディアサービス「ACTIONS」の企画として車いすテニスに初挑戦!パラスポーツに挑戦しようと決意した猪狩さんの積極的な姿勢を全力取材してまいりました。 かなり低い気温のなか、ウェアに着替えてさっそく体験開始です。まずはテニス専用の車いすの操作に慣れるところからスタート。ウォーミングアップとして、コートの上を直線や8の字に進みます。ここは持ち前の運動神経でいとも簡単にこなす猪狩さん。さすがです! しかし、次のステップである「ラケットを持ったまま漕ぐ」が最初の難関でした。手の動きが制限されることで、見ている私たちにも難しさが伝わります。その状態で車いすを押し続けることは筋力も必要になるので、開始早々でかなり汗をかいていました。 そして、いよいよボールを実際に打つことに。ここからは、「ガチ」の一言に尽きます! ストロークとサーブの練習をみっちり行い、最後はコーチの方とラリー練習です。「5往復したら本日終了にしましょう」という声かけから始まり、猪狩さんもやる気十分で臨みました。 しかし、この5往復が非常に難しい。からだの正面にきたボールに苦戦し、何度も何度もやり直すことに。水分補給や手首を休ませる時間が多々あり、取材している私たちも手に汗握る展開でした。 諦めずに合格をした猪狩さんは、両手を上げて嬉しそう。その日一番の笑顔を見せてくれました! 「車いすの操作が特に難しかったですね。腕も筋肉痛確実でプルプル……悔しいです」 と不完全燃焼な部分をのぞかせていました。しかしその後すぐに 「もっと練習して、試合ができるくらいまでにはなりたい。やるからにはトコトンやりたいですから」 とコメント。へこたれても、負けず嫌いが折れることはなさそうです! 車いすを上手に漕ぐこと、を今後の目標に掲げた猪狩さん。何事にも本気で取り組む彼女であれば、誰もが驚く成長を見せてくれるはずです。頑張れ!