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パラスポーツマガジンの最新ニュース

聴覚障がいの子どもたちが、陸上を教えてもらった!

聴覚障がいの子どもたちが、陸上を教えてもらった!

手話で速く走るコツを教えてもらえる!「YAMADAデフ陸上教室」開催 山田昇記念財団(山田昇氏はヤマダ電機の創業者)は、「未来へつなぐプロジェクト」として、子どもたちの健全な育成、交通事故防止活動、寄付・支援助成事業の3つを軸に活動する公益財団法人です。その事業のひとつとして昨年から行われている「手話で教えるデフ陸上教室」が、今年も全国3会場で開催されました。 この陸上教室は、聴覚障がいの子どもを対象に、手話によって走る楽しさや速く走るコツなどを教える催し。メイン講師はヤマダ電機陸上競技部に所属する札塲大輝(ふだばひろき)選手。110mハードルで日本選手権4位の実績をもつ現役トップアスリートです。 手話でレッスンする札塲選手 デフリンピック日本代表の門脇選手(左)、田井選手(右)が講師として参加した 12月7日に行われた高崎会場には、聴覚障害の小学生と、会場となった新町中学校の陸上部メンバーが参加。ウォーミングアップから始まった教室は、走る際の姿勢や手足の使い方のレッスン、札塲選手のデモンストレーション、2チームに分かれてのリレー競争などが、ゲーム感覚の要素を盛り込んで楽しく行われました。 速く走るコツを教えてもらい、参加者は大満足   札塲選手のデモンストレーション。「はえ~~~~~!!!」の大歓声 最後はリレー競争でレッスンの成果を競い合った グラウンドでの講習後は場所を室内に移し、デフリンピック(聴覚障がい者のオリンピック)陸上日本代表の田井小百合(たいさゆり)選手、門脇翠(かどわきみどり)選手が、自らの体験を交えてデフリンピックの紹介や、聴覚障がいとスポーツについてレクチャーしました。 札塲選手は両親が聴覚障がい者で、幼いころから手話に触れてきたそうです。聴覚障がいの子どもたちにとっては現役選手に陸上を習うまたとない機会になり、また健常の中学生たちには陸上だけでなく手話も学べる貴重な場となりました。 田井選手、門脇選手のデフリンピックの話にみな熱心に耳を傾ける 本物のメダルに触れるまたとない機会。大きくて、重い!   取材・文・写真/編集部    
「障がいは個性」と言う人はいるけれど、この言葉すら関係ない?のがeスポーツ

「障がいは個性」と言う人はいるけれど、この言葉すら関係ない?のがeスポーツ

障がい者雇用支援を目的としたeスポーツ大会「ePARA2019」が開催されました。   パラスポーツマガジンでも既報のとおり、障がい者のeスポーツ大会が各地で行われるようになりました。そのなかで、今年初めて開催された「ePARA2019」の特徴は、障がい者の雇用支援を目的としていることです。大会を企画したのは、品川区社会福祉協議会の品川成年後見センターに勤務する加藤大貴さん。国家公務員を辞めて福祉の世界に飛び込んだ加藤さんは、障がい者と触れ合うなかで、「障がい者も健常者も、まったく変わらない」ことに気づかされたそうです。同時に、法定雇用制度のもとに進む障がい者雇用の裏側にある現実(障がい者に関する知識不足のため、雇用側がどんな仕事をまかせていいかわからない、実力に見合った仕事を与えられない、など)を知るに至ったと言います。 小中学生、女性、ゲーマーら多彩なメンバーが参加 そして「障がい者が思う存分個人の能力や努力、熱意を発揮する場を作って、『障がいがあるというだけで区別するのはおかしい!』ということを再認識する機会を作りたい」と考えた加藤さんが発案したのが、このeスポーツ大会。以下の3つを実現することを理念に掲げました。 大会を通じて、障がい者は「障がいという個性をもつ仲間」だということを伝えたい 努力を重ねてeスポーツの腕を磨いた人が、企業からスカウトを受ける仕組みを作りたい 上記を通じて、障がいの有無で人を判断するのではなく、個々人を尊重した世界を実現したい 車いすYouTuber寺田ユースケさん(中央)チーム。大会の模様をYouTubeでライブ配信した   11月24日、会場となったパセラ新宿本店には、4チーム12名が参戦。車いすYouTuberの寺田ユースケさんが率いるチームや、日本初のeスポーツアスリート雇用をされた障がい者のチームなどが、日ごろの練習の成果を「鉄拳7」で競い合いました。 また、これに先立って行われた「ぷよぷよe-sports」大会には、このイベントのアンバサダーに就任した乙武洋匡さんが参加。寺田さんとぷよぷよ対戦をしました。このほか、北海道の国立病院機構八雲病院の患者さんとのオンラインでの対戦も行われ、会場は熱気と歓声に包まれました。 プロゲーマーS.H.O.Wさん、メインMCのコーリーさん、ゲストの星ノこてつさん、MCの中嶋涼子さんが出演(右から)。イベントを大いに盛り上げた 優勝した「カステラ(たこ焼き味)」チーム。優勝賞金10万円と副賞のプレステ4用モニターなどをゲット! 寺田ユースケさんと対戦する大会アンバサダーの乙武洋匡さん(左)、乙武さんと加藤大貴さん(右)   今回の大会はプレイベントと位置づけられ、2020年以降は大会希望を拡大していく予定とのこと。「eスポーツを通じて、障がい者の練習・大会当日の様子を障がい者を雇いたい企業にアピールし、採用や職場定着までのサポートしたい」と将来を見据える加藤さんですが、この活動は徐々に形になり始め、今回出場したeスポーツアスリート雇用をされた選手をはじめ、企業スポンサードや雇用の話が進んでいるそうです。ePARAの今後の発展に期待が高まります! 取材・文/編集部 写真/主催者提供、編集部      
画面を通して手話で商品説明を聞けるサービスをスポーツショップ・ヴィクトリアが導入中!

画面を通して手話で商品説明を聞けるサービスをスポーツショップ・ヴィクトリアが導入中!

平成28年に「障害者差別解消法」が施行されました。この法律は、障害のある人もない人も、互いに、その人らしさを認め合いながら、共に生きる社会をつくることを目指しています。具体的には国・都道府県・市町村などの役所や、会社やお店などの事業者に対して、障害のある人から社会の中にあるバリアを取り除くために何らかの対応を必要としているとの意思が伝えられたときに、負担が重すぎない範囲で対応すること(事業者に対しては、対応に努めること)を求めています。 また2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて、行政機関窓口や民間企業において、障がい者の方々へのバリアフリー対応を行うアクションが増えてきました。 スポーツ用品専門店の株式会社ヴィクトリアでは、一部の店舗にタブレットを利用した「みえる通訳」を導入しています。このサービスはワンタッチで通訳オペレーターに接続し、お客様との接客をサポートするもの。 外国語通訳(5ヵ国語に対応)のほかに、手話通訳(日本手話)のオペレーターにも接続できる機能があります。手話通訳のオペレーターはみな手話通訳の有資格者で、質の高い手話通訳が提供されています。 「これまでも聴覚障がいをお持ちのお客様とは筆談でコミュニケーションをとってきましたが、手話通訳機能はとても好評です」(ヴィクトリアゴルフ御茶ノ水店 内山さん)   「ギアに関しての専門的なお話をさせていただく際に、テンポよく意思疎通がとれるので、お客様との会話も弾みます」(ヴィクトリア御茶ノ水本店スキー売り場 野沢さん)   「わざわざお店に足を運んでくださるお客様は、カタログ以外の部分でも商品説明を求められていると思います。お客様も満足して購入してもらっています」(ヴィクトリア御茶ノ水本店ジュニア用品売り場 猿田さん)   Face to Faceで手話通訳が利用可能となることで、聴覚・発話障がいのお客様が店舗で気軽に安心してお問合せができる環境が整い始めました。 「もっと多くのお客様に、このシステムがあることを知ってもらいたいです」(ヴィクトリア経営企画グループ 時田さん) スポーツを楽しむ聴覚障がいの皆さんが、用具選びの際もより分かりやすく情報を得られるような社会になることを、私たち『パラスポーツマガジン』としても望んでいます。 なお、手話機能がある「みえる通訳」(株式会社テリロジーサービスウェア)が導入されている店舗は以下の6カ所です。 ・ヴィクトリア御茶ノ水本店 ・ヴィクトリアゴルフ御茶ノ水店 ・ヴィクトリア新宿店 ・ヴィクトリアゴルフ新宿店 ・エルブレス新宿店 ・ヴィクトリアゴルフ青山店(12月よりサービス開始予定)   左・ヴィクトリア御茶ノ水本店  右・ヴィクトリアゴルフ御茶ノ水店  
過去最大のテーマパーク型パラスポーツ体験イベント開催!

過去最大のテーマパーク型パラスポーツ体験イベント開催!

「i enjoy ! パラスポーツパーク in ParaFes」   日本財団パラリンピックサポートセンターと武蔵野の森総合スポーツプラザが共催した「i enjoy ! パラスポーツパーク」が 「ParaFes2019」と同日開催された。過去最大の規模として、8競技のパラスポーツの体験コーナー、フォトスポット、IPC&WOWOWのパラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ「WHO I AM」ダイジェスト版の上映ブースとパラスポーツをトコトン楽しめる内容となっており、参加者も子どもから大人まで、障がいのあるなしに関わらず一緒となって楽しむ空間となった。 子どもの高さに合わせたゴールポストを用意しての 車いすバスケットボール・フリースロー体験、 実際に道着を羽織り、組み手や投げ技などが体験できる視覚障害柔道、トライアスロンでは、視覚障がい選手の体験としてアイマスクで視界を遮り、タンデムバイクに乗って前後の2名で呼吸を合わせて自転車をこぐ体験、陸上(レーサー)ではスピードレースに挑戦したり、車いすフェンシング、パワーリフティングなど様々な体験が行われていた。 中でもひときわ人気が高かったのが、アーチェリーだ。初めて体験する参加者が多く、車いすに乗って弓を射る動作に、「車いすに座って下半身の身動きがとれないことで、上半身の力だけで弓を引かなければならず、力がうまく入れられないからバランスが取れなかった」と、参加者は楽しんでいた。 また、日本財団ボランティアサポートセンターの「コツコツ点字ブロックタイムトライアル」では、目隠しをした歩行体験ができ「見えないということがどういうことなのか、想像もつかなかったけれど、こうしていざ体験してみて、点字ブロックがいかに大切かわかり貴重な経験でした」と、参加者は語っていた。 ボッチャ体験コーナーでは、ボッチャのボールに触るのが初めての親子から、すでにパラスポーツ体験を数回しているボッチャのベテラン小学生姉妹まで、年齢問わず試合形式で競い合いながら体験を楽しみ和やかな雰囲気となっていた。 若者に人気の動画クリエイターも登場し参加者と一緒に様々なパラスポーツを体験、またその様子を動画撮影しSNSにアップするなど、パラスポーツへの関心が高まりを感じ、まさにテーマパークのような賑わいで盛り上がった。   photo&text :Chie Mochizuki
『ParaFes 2019 ~UNLOCK YOURSELF~』が開催!

『ParaFes 2019 ~UNLOCK YOURSELF~』が開催!

2020に向けてパラスポーツを盛り上げる大イベント!   東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京2020パラリンピック競技大会会場)で、日本財団パラリンピックサポートセンター主催のライブエンターテインメントイベント『ParaFes 2019~UNLOCK YOURSELF~」が行われた。 2017年からパラサポのスペシャルサポーターを努める稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾を中心に東京2020パラリンピック競技大会での活躍が期待されるパラアスリートたち、ダンサー、ミュージシャンなどアーティストたちが共演、新感覚のライブエンターテインメントとなった。 オープニングから、今回のテーマ「UNLOCK YOURSELF 自分自身を解き放て」の通り、健常者パフォーマーと、障がい者ダンサー、DJとのコラボと迫力ある音楽とダンスで大盛り上がり!   [新しい地図]の三人の登場でさらに会場に歓声が沸き上がる。 「パラフェスへようこそ」(香取慎吾) 「パラフェス2019、今年のテーマは応援です!」(稲垣吾郎) 「選手の皆さんに大きなエール(拍手)を送りましょう」(草彅剛)と力強く呼びかけ6400人の観客を盛り上げた。 イベントでは、パラスポーツのデモストレーションとして、アーチェリーでは上山友裕選手、岡崎愛子選手が登場。アーチェリーの観戦のポイントなどの説明の後、特別ルール(20m先の的に30秒間で1本ずつ交互に矢を放つ)対決として実演が始まった。かっこ良く矢を射ぬく様子に稲垣吾郎も「僕の心が射抜かれました」と感想を述べた。   続いて、草彅剛がナビゲーターの5人制サッカーでは、川村怜選手と、寺西一選手が登場し、ドリブル、PKを実演。草彅剛は、ボールを見失ってしまわないよう足からボールを離さないように運ぶ方法でドリブル、PK体験も決め「奇跡ですね!」と大喜びだった。「静と動が一体となったゲームで頭の中でイメージするのが大切だと知った」と語った。   香取慎吾は、大堂秀樹選手と山本恵理選手によるパワーリフティングのデモストレーションをナビゲート。日本初の女子パワーリフティングのパラリンピック代表を目指す山本選手は、「自身の力もですが会場からの応援が力になります」とパワーリフティングの応援の方法をレクチャーした。山本選手は56キロと60キロ、大堂選手は165キロと180キロと試技を2回ずつ行い、沸き上がる応援の歓声にいかに応援の力がパワーになるかと実感した様子を語った。   ParaFes UNLOCK LIVEでは、全盲ピアノシンガーわたなべちひろの演奏の際、来場者は全員に配布されたアイマスクで視覚を遮り、聴覚だけを澄まして演奏を鑑賞する体験も。視覚を遮断された状態で響き渡るピアノとイマジンの歌が、会場と観客の心に響き渡った。 わたなべちひろと両腕がないギタリスト兼ピアニストジョナタ・バストス、全盲のドラマー酒井響希との熱いセッションに続き、Little Glee Monsterも加わり「ECHO」「This is Me」を披露した。SPECIAL LIVE はウルフルズが登場。トータス松本の豪快な歌声に会場もさらに盛り上がりをみせた。   MCの中でトータス松本は「来年、東京オリンピック、パラリンピックを僕らも盛り上げていきます!一緒に盛り上げていきましょう!」とコメント。終始、会場では手話パフォーマーが会話、歌詞など全てを手話通訳しているのをみて、「自分たちの歌が、手話で見れるって初体験です。手話で歌詞を見られるのも楽しいですね!」と感激の様子を語った。 フィナーレでは、出演者全員が登場し、[新しい地図]の3人(稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾)がパラスポーツ応援ソング「雨あがりのステップ」を披露。最後に香取が「2020年のパラリンピックに向けて盛り上がっていきましょう! 今日の感想を一人でも多くの人に伝えてほしい、東京パラリンピックの成功が2020年以降、日本が新しく変われるチャンスです。声援がどれほど必要か、これからもパラスポーツに声援をお願いします」と締めくくると会場一体となり大きな拍手が湧き起こった。   イベント後の囲み取材で、パラサポのスペシャルサポーターの3人が、パラスポーツのサポーターぶりが定着してきたことを問われると、「僕らがサポーターとして定着するよりも、みなさんの生活の中にパラスポーツがもっと定着してほしいと思っています。一人でも多くの人にパラスポーツの魅力を知ってもらいたい。一文字でも、一秒でも多くみなさんにパラリンピックの魅力を伝えてください」と報道陣に熱く語った。 また、パラアスリートの6人も囲み取材に参加。5人制サッカーの川村選手からは、 「影響力のある方々とパラリンピックの競技の魅力を伝えられてよかったです。ブラインドサッカーは凄くコミュニケーションが大切、メッセージ性の強い競技なので試合を見ていていただいて何か感じてもらえてことがあると思うので、もっともっと集中して多くの方に見ていただきたいなと思います」 寺西選手は「競技を体験してもらう事で相手を思う気持ちだったり、見えなくてもできたという障がいに対してのハードルが下がってほしいと思うし、それが次に障がいがある人と出会ったときに壁を感じるのではなくフラットに接する事ができようになる、そのきっかけになるのが僕らの競技(ブランドサッカー)で伝えられたら嬉しいと思います」 山本選手「パワーリフティングは障がいの有無にかかわらず、みんなができる競技ということを知ってほしい、実際に体験などで知って触れてもらう事が第一歩だと思っているので今日(パラスポーツパークで)知ってくれた子どもたちに周りに広めてほしいなと思います」 岡崎選手「パラスポーツパークの盛り上がりにびっくりしました。だんだん浸透して来ているんだと嬉しくなりました」 上山選手「子どもの発信力は凄いと思うのでパラアーチェリーだけでなくアーチェリー全体がひろまってきたらいいと思いますし、そこに自分の名前があれば本当に嬉しいのでがんばります」 テーマである「応援」については「応援が何よりも力になるのでもっともっと、がんばらなければいけないと思いました。スポーツにとって不可欠な応援ですが、今日の観客のみなさんの応援がそれを力強く感じました。」 「応援は力になり、寄り添うもの」 と全選手からパラリンピックに向けて力強い意気込みを感じた。 パラリンピックであと283日となったこの日、それぞれの力強いメッセージでパラリンピックに向ける想いを語った。   写真提供:日本財団パラリンピックサポートセンター text:Chie Mochiduki
「感動を共に」スポーツ・オブ・ハート2019、東京にて9.27-28に開催!

「感動を共に」スポーツ・オブ・ハート2019、東京にて9.27-28に開催!

スポーツ・オブ・ハート(https://s-heart.org/)とは   “すべての人たちが共に分かち合い心豊かに暮らせるニッポン”   を目指すプロジェクトです!   パラリンピアンのよびかけにより、 スポーツ選手・ミュージシャン・文化人たちが、団体・企業・省庁協力のもと活動しております。 7回目となる「スポーツ・オブ・ハート2019」は、恵比寿で開催することが決定しました。 「恵比寿ガーデンプレイス」「恵比寿アクトスクエア」「渋谷区立加計塚小学校」が会場となります。   特徴は、ノーマライズ駅伝をはじめとした、障がい者スポーツ体験ブース。 アスリートによるトークショー・スポーツアトラクションなど、時間を忘れて楽しめるプログラムが目白押しです! そして、イベントの目玉は何と言ってもその臨場感と迫力! パラアスリートやアーティストならではのテクニックや魅力を間近に感じ、一緒に体験することができます。 来場者も出演者の一人。感動を分かちあい、地域でノーマライゼーションの輪を広げていきましょう!   URLから詳細情報を今すぐチェック!! https://s-heart.org/    
「TOKYO AFTER DARK AT SHIBUYA」編集部レポート!

「TOKYO AFTER DARK AT SHIBUYA」編集部レポート!

ナイキジャパンが8月25日から8月31日の間、「TOKYO AFTER DARK AT SHIBUYA」を渋谷にて開催しました。 雑踏のなかに佇む、紫のネオンカラー。楽しそうな声が響く会場内に、編集部も行ってまいりましたよ! お邪魔したのは8月26(月)の18時頃。すこし汗ばむ時間帯のなか、ナイキの黒いウェアに着替えて、さっそく体験開始です。準備もそこそこにメインステージに招待された編集部、緊張を隠せません。   「IF YOU HAVE A BODY ,YOU ARE AN ATHLETE」 (身体さえあれば誰もがアスリートである)   の理念のもと、すべてのアスリートにスポーツを届けるため開催された参加型の当イベント。 その日は、サイバーボッチャとサイバーウィル体験をさせてもらいました! 光と音で彩られたLEDディスプレイで制作されたコートなどは圧巻の一言。思わず写真を撮りたくなる美しさがありました。 …エンターテインメント、ここに極まれりです。   【サイバーウィル】 未来型にデザインされた車いすに乗り、VRゴーグルに映し出された東京の街中を走り抜けるというサイバースポーツです。 車輪に付いた「ハンドリム」を手でまわすことで、加速と方向転換が可能。ゴーグルをつけることで、疾走感や衝突の振動などがリアルに感じられました。 2100年の東京の街並みを想定したグラフィックを眼前に走行した感想は「すげぇ~!」の一言。あの没入感を体験しない手はありません!   【サイバーボッチャ】 最近何かと話題のボッチャが、最先端テクノロジーで華麗に進化! ネオンで彩られる高揚感はもちろんのこと、ボールの配置をすべてセンサーで検知することで距離計測や得点計算まで全てを行ってくれます。 初心者もすぐにプレイできる競技のカンタンさもあり、参加者の皆さん、笑いの絶えない体験会となっていました。 [video width="1920" height="1080" mp4="https://psm.j-n.co.jp/wp-content/uploads/2019/09/boccia_rotated.mp4" autoplay="true"][/video] 編集部は参加していた大学生チームと一度試合をしましたが、結果は惨敗。 それでも、こうしたイベントを皮切りに大学生くらいの若い年代にもボッチャが広がっていくのは、とても素晴らしいことだと思います! ……結果は悔しいけど。 テクノロジーの力で体験するスポーツの魅力は、また格別の楽しさとなりました! ただ、まだまだ「ボッチャってなに?」という声が散見されたのも事実です。サイバースポーツの浸透から、パラスポーツとの接点が更に生まれてほしいとも思います。 忘れられない体験ができ、同時に参加者との楽しいコミュニケーションの場ともなりました。 次の機会にはぜひ皆様にも参加いただき、いい汗流してもらいたい!要チェックです!  
スマホがつなぐ、助けあいアプリ「may ii」の提供開始!

スマホがつなぐ、助けあいアプリ「may ii」の提供開始!

電車の中でお年寄りや妊婦さんに席を譲ろうか迷ったのに、ためらって声をかけられなかった。 目的地への行き方がわからず誰かに助けてほしいけど、聞く勇気が出ない…。こんな経験はありませんか?   大日本印刷株式会社は、街中の移動に困っている人と、そうした人を手助けしたい人とをつなげる 「DNPソーシャルアクションサービス may ii(メイアイ)」のスマートフォンアプリの提供をはじめました。 現時点での利用エリアは、東京市ヶ谷周辺・東京渋谷周辺・福岡天神周辺・北海道札幌周辺の4地区。 エリア内では上記のような困りごとを約30あるリストの中から選んで依頼することができます。   アプリ内では、「リクエスター」と「サポーター」をGPSの位置情報を使いマッチングさせることができます。 リクエスターが「助けて」とお願いを発信すると、周囲のサポーターに通知が届きます。サポーターが依頼に立候補して、リクエスターが決定するとマッチングが成立!   アプリ内のチャットでお互いの服装の特徴や状況を伝えるなど、対面までに必要なメッセージをやり取りできる仕組みです。 お互いの位置はGPSで確認することが可能です。 目印としてスマホ上にお互い同じ色の「May iiカラーカード」を表示することで、街中でもスムーズな発見を実現します。                                 また「May ii」では、手助けをすることでポイントを貯めることができます。 ポイントが増えるとアプリ内のキャラクターが成長するので、楽しみながら手助けを続けることができます。   このような特徴から、「ちょっと困った」と「助けたい」という気持ちをスマホを通してつなげ “手助け”という価値あるコミュニケーションが溢れる社会を目指します。 「May ii」はもともと1人の大日本印刷の社員が社外メンバーとの共創で生み出したアイディアであり、 その後、社内で共感する社員が集まって有志プロジェクトとして始動しました。   東京2020オリンピック・パラリンピックでは世界中から多くの方が集まります。 サポートを必要とする人への声かけがたくさん生まれ、支え合いを感じられる。そんな「訪れてよかった」と思える街を目指して準備を進めた背景もあるそうです。   誰もが移動に困った人を自然にサポートできる社会の実現を目指して、これから大注目のサービスとなるでしょう。 <「may ii」WEBサイトはこちら> https://mayii.jp/   取材・文/編集部
パラリンピックを盛り上げろ!「新豊洲サマーナイトフェス」開催!

パラリンピックを盛り上げろ!「新豊洲サマーナイトフェス」開催!

東京2020パラリンピックまであと1年! 東京ガス主催の参加型イベント、「新豊洲サマーナイトフェス」が8月23日(金)~24日(土)に東京・新豊洲で開かれます。 デジタル技術を活用したパラリンピックスポーツ体験や選手による車いすバスケットボールのデモンストレーション、パラアスリートへの応援メッセージを乗せたスカイランタン打上げ体験、パラアスリートトークショーなどのアトラクションにより、1年後に開催される東京2020パラリンピックをより楽しめる工夫が盛りだくさん! 会場には「誰でもトイレ」やおむつ替えスペース、授乳室が設置され、通路の段差をなくすなど、ユニバーサルデザインの視点で「誰でも一緒に楽しめる」ようになっています。 また、このイベント開催にあわせ、開放的な空間での大型グルメイベント「新豊洲サマーナイトマルシェ」を同時開催。豊洲市場直送の魚介類や野菜を使ったフードトラックなどが出店し、新豊洲エリアの食の魅力を満喫できます。 パラリンピックへの熱い気持ちが新豊洲に集まる今夏、パラリンピックスポーツと食を満喫できる2日間を、2020年の大会本番に向けてますます魅力が増す街、新豊洲エリアでお楽しみください!   詳細はホームページ https://www.tokyo-gas-2020.jp/campaign/snf2019/
東京マラソン2019 雨天の中、激走!

東京マラソン2019 雨天の中、激走!

参加者ひとりひとりが主役で、東京が一つに繋がる日。 世界中から集まったランナーの熱い走りの集結として、東京マラソンが今年も開催されました。 2016年の大会から、車いすマラソンレースが国際パラリンピック委員会認定大会となり、、 2017年大会からはアポット・ワールドマラソンメジャーズ車いすマラソンレースシリーズとしてポイント獲得対象レースとなったので、海外選手も数多く参加しての開催でした。 本大会は毎年、最後まで行方がわからない接戦となります! 近年は日本人選手が連勝の功績を樹立していることから、東京2020に向けてさらに期待が高まるレースとなりました。 生憎のたたきつけるような雨模様の中で、路面が滑りやすく、また気温もかなり低下したせいか、出場した選手26人中、11人が途中棄権となってしまう過酷なレース展開! 選手たちの雄姿を一目見ようと、沿道には早い時間から応援の人々が集まり、走り抜ける選手たちに熱い声援を送っていました。 マラソン目当ての応援の方も,車椅子マラソンのスピードとパワーを目の当たりに体感し大きな声援を送りながら、 「前に突き進む選手の姿に熱きパワーをもらいました」 「友人のランナーを応援来て、初めて車いすのレースがある事を知りました。思っていたよりもずっと速くて、かっこ良かったです」 また、毎年沿道にて車いすマラソンレースを応援している方々は 「力強さとスピードに驚きです! 東京マラソンをきっかけに、車いすレースがあることをもっとみんなに知ってもらいパラスポーツへの関心高まればいいなと思います」 と2020に向けて盛り上がりを見せていました。 優勝はリオデジャネイロパラリンピックの金メダリスト、マルセル・フグ選手(スイス)。昨年は欠場したが、今大会ではペースを落とす事なく快走、1時間30分44秒でフィニッシュ。 2度目の東京で初優勝、「雨で走るのは得意、東京で1位という念願が叶ってとても幸せです」と喜びのコメントを出していました。 「選手」と「応援」の持つチカラ… 感動が繋ぐ一日となりました。   (text,photo by Chie Mochiduki: social reporter)
★誰でも参加可能!★ 『仮面女子』猪狩ともかさんとパラスポーツを‼️

★誰でも参加可能!★ 『仮面女子』猪狩ともかさんとパラスポーツを‼️

首都大学東京では、‪3月10日(日)‬に元チェアスキー日本代表のパラリンピアン野島弘さんと、TV等で活躍されている‪仮面女子‬の車いすアイドル、猪狩ともかさんの特別対談とパラスポーツ体験教室を行います。 当日は、野島さんから障がい者スポーツの魅力や見どころを紹介、猪狩さんからは車いすで生活するようになってから気が付いたことや、参加者を代表してパラリンピアンへ障がい者スポーツに関する様々な疑問を投げかけて、参加者と一緒に障がい者スポーツへの理解を深めていく内容となっています。 定員がありますので、御興味のある方は‪3月3日(日)‬までに本サイト申込フォーム https://tmu2020.jp/campus-info/arakawa/1081/ よりお申し込み下さい。 なお、本イベントは参加者多数の場合、首都大学東京管下の各校に在籍している学生と小中学生及び高校生とその保護者の方を優先した上で抽選となりますので、あらかじめご承知おきください。 日時:‪3月10日‬ 会場:首都大学東京 荒川キャンパス ‪東京都荒川区東尾久7-2-10‬
学生向け陸上競技教室「クレーマー陸上スクール」を取材

学生向け陸上競技教室「クレーマー陸上スクール」を取材

現在発売中の『パラスポーツマガジンVol.4』でも紹介した、株式会社クレーマージャパンが開催する学生向け陸上競技教室「クレーマー陸上スクール」を取材してきました。 近隣の小中学校の陸上部員263名が参加、著名コーチによるトレーニング方法を紹介・実践するプログラムで、ゲストとしてパラアスリートの山路峻哉選手(LINE株式会社所属 パラ陸上競技 T12(視覚障がい)100M/200M 日本記録保持者)が参加、イベントを盛り上げていました。 クレーマージャパンでは、こうしたパラアスリートとの交流イベントを全国各地で毎年開催しており、パラアスリートの認知度向上に貢献しています。 詳しくはHPでチェックしてください! http://www.cramer.co.jp/    

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